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思春期の歯肉炎に要注意!

小学校高学年から高校生くらいの頃、いわゆる思春期と呼ばれる時期は、虫歯をはじめとしたトラブルが比較的多発しやすい時期でもあります。その中でも気をつけなければいけないのが、歯肉炎です。

 

口腔内の衛生不良により引き起こされる歯肉炎

 

歯肉炎とは、歯ぐきに付着した汚れが原因で引き起こされる歯ぐきの炎症で、歯ぐきの腫れやブラッシング時の出血などが起こります。健康な歯ぐきはピンク色で歯肉がキュッと引き締まっていますが、歯肉炎になると歯ぐきが炎症を起こして赤くなり、指で触ったらブヨブヨとしています。

この歯肉炎は、小学校中~高学年から高校生くらいの年代によく見られる症状です。歯肉炎が起こる原因として考えられることは、保護者が行う仕上げ磨きを卒業し、自分で磨くようになったことがまず挙げられます。

自分で磨くと、きちんと磨けているかどうかよくわからないでしょう。お子さん本人は「磨いた」と言っていても、実際に「磨けている」かどうかは別問題です。成長するにつれて時間に追われ、歯磨きまで手が回らないかもしれません。そのため磨き残しがあるかどうか確認できないことが多いのです。

また思春期はホルモンの影響により、歯ぐきが腫れやすい時期でもあります。そのため磨き残しが続くと、磨き残しがプラークとなって歯ぐきが炎症を起こし、歯肉炎を引き起こしてしまうのです。

 

丁寧なブラッシングと歯科医院での定期健診が大切

磨き残しによる口腔内の衛生環境が悪くなることで引き起こされる歯肉炎は、口臭の原因にもなってしまいます。友達や異性に「口が臭い」と思われると、ご本人もショックを受けてしまうことでしょう。お口の中の健康だけでなく、精神的にもダメージを受けてしまいかねません。

歯肉炎を予防、改善するためにはまず毎日の丁寧なブラッシングです。朝は忙しくて歯磨きに時間をかけられないかもしれません。せめて夜寝る前のブラッシングだけでも丁寧に行ってください。コツは、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを斜めに当てて、細かく歯ブラシを動かして磨くことです。歯肉炎は、歯と歯ぐきの境目に付いた汚れが原因で起こりますので、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先が当たるように磨きましょう。

そして歯科医院での定期健診も、歯肉炎の予防と改善に欠かせません。歯科医院で行われるメンテナンスにより、お口の中に存在するバイオフィルムを取り除き、お口の中を清潔な状態に導きます。どれだけ忙しくても、半年に一度は歯科医院で定期健診を受けるようにして下さい。

なお子どもの歯肉炎は歯周病になるケースはめったにありません。しかしこの時期からお口の中のケアをきちんと行っておかないと、将来歯周病に進行してしまう恐れがあります。お口の中のお手入れをしっかりと行い、清潔で健康な口腔内で毎日の学生生活を送るようにして下さい。

 

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