はぴねす歯科

月別: 2018年12月

より美しい口元を求めるなら、セラミック+ホワイトニング

オールセラミックやジルコニアセラミックなど、保険外のセラミックの被せ物は、白く美しく、お口の中をきれいな状態へと導くことができる優れた補綴物です。なぜセラミック系の補綴物は美しいかというと、保険適応のレジンと比較すると、色調を細かく調整できるからです。レジンは色調が少なく、微妙な色調までは再現が困難です。

これに対しセラミックは、ただ白いだけでなく、ご自身の歯の色に最も馴染む自然な色調に整えることが可能です。一見すると、人工歯に見えないほど周りと調和しており、自然な美しさが特徴と言えるでしょう。

「せっかく白くきれいなセラミックの歯を入れるのだから、他の歯もホワイトニングで白くキレイにしたい」と思いませんか?

ここで気をつけなければいけないことは、セラミックの人工歯の装着とホワイトニングの順番です。先にセラミックの色調を決めてしまうと、後からホワイトニングを行った場合、人工歯とホワイトニングを行った天然歯との間に色の差が出てしまうことがあります。

もし治療を続けていくうちに、治療中の歯だけでなく全体を美しくしたいとお思いになった場合、先にホワイトニングを済ませておくことをお勧めします。

ホワイトニングで白くなった歯に合わせてセラミッククラウンの色調を合わすことで、お口の中全体が均一な美しさを保つことができるでしょう。

ホワイトニングはいちど行うと、ほとんどの方がオフィスホワイトニングあるいはホームホワイトニングのどちらかを継続的に行う方がほとんどです。セラミッククラウンをはじめとした人工歯はホワイトニングを行っても白くなりません。白くなるのは天然歯だけです。

ホワイトニングで白くした歯に合わせてセラミッククラウンの型取りを行い、色調を合わせることがベストと言えます。

なお、セラミックの中でもジルコニアだけを使ったオールジルコニアクラウンは色調が単調で、やや人工的な白さです。そのためホワイトニングを行った歯と比べても、どこか不自然な白さのため、前歯および小臼歯はおすすめできません。オールジルコニアは強度がたいへん優れており、金属以上の強さを持ち合わせています。オールジルコニアはセラミッククラウンやジルコニアクラウンなどと比べると、価格を抑えることができます。オールジルコニアを選択するなら、上の奥の見えにくいところにするとよいでしょう。

オールセラミックか、ジルコニアセラミックなど、セラミックを焼き付けたタイプのクラウンを選択することで、美しい白い歯を手に入れることができます。

お口の中全体をキレイに整えて、よい状態をキープできるようにしましょう。

 

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保険適用のCAD/CAM冠の良さと課題について

被せ物には保険適用のものと保険外のものがあり、その特徴は様々です。保険適用の場合、前歯から犬歯までは、表側が白いプラスチック、裏側が金属となります。また小臼歯から奥の歯は、金属素材の被せ物になります。

 

CAD/CAM冠について

金属は強度が強い反面、審美性に問題があること、また汚れが付きやすく、被せ物の内部で再び虫歯になる二次カリエスのリスクが高いことがデメリットです。

特に小臼歯で金属が用いられた場合、笑ったときに金属が非常に目立ち、銀歯が見えることが恥ずかしいと思う方も少なくありません。

そこで保険改定とともに新たに「CAD/CAM冠」という白い素材が保険適用素材として適用されるようになりました。

CAD/CAM冠とは、ハイブリッドレジンという従来のレジンよりも丈夫な素材を使って、コンピューターで削りだして作られるクラウンです。

金属を一切使っておらず、白くなめらかな素材は、小臼歯そして条件付ながら、下顎第一大臼歯(6番目の歯)に適用されます。そのため金属のように目立つことなく、笑顔を素敵にみせてくれることでしょう。

また従来の金属クラウンに比べると歯に優しいこともCAD/CAM冠の良さでもあります。

加えて保険適用となったため、安価で作製することが可能となったことは、経済的にも負担が少なく済みます。

しかしCAD/CAMにもデメリットは持ち合わせています。まずはレジンを使用しているため、年数が経つと変色したり汚れが付着してきます。また多少ザラつきがある素材のため、プラークが付きやすいということもデメリットです。

また強度に不安があり、強い力が加わると割れてしまう恐れがあります。歯に優しい反面、強度では金属には適いません。場合によっては金属のほうがよい場合もあります。

そして小臼歯および下顎第一大臼歯しか適用されないため、下の7番目の歯や上の奥歯には適用できません。使用できる条件が限られているため、希望に添えない場合があります。

 

審美面、耐久性ともに優れているのはやはりセラミック系

メリットの多いCAD/CAM冠ですが、適用に制限があることは大きなマイナス点といえるでしょう。特に耐久性は同じ保険適用と比べて劣るため、負荷がかかりやすい方には不向きです。

このようなことから考えると、審美性および耐久性に優れているのはジルコニアセラミックやe-maxなどのセラミック系であると考えられます。ハイブリッドもセラミック系ですが、レジンが含まれている分、レジンの特色が強く出てしまいがちになります。

CAD/CAM冠での適用が難しい場合、セラミッククラウンを選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

 

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年末年始を、真っ白な歯で過ごしませんか?

今年の汚れは今年のうちに、というフレーズは、年末になると見かける某企業のCMです。お部屋はそのままにしておくとどんどん汚れ、一年の終わりを迎える頃にはすっかり汚くなっていることでしょう。

 

歯も同じで、何もしなければだんだん汚れが付着していきます。歯に付く汚れは、ほとんどがステインと呼ばれる着色で、毎日の歯磨きだけではなかなかきれいに落とせません。また加齢とともに歯はだんだん黄ばみ、若い頃と比較すると、ずいぶん歯の色が変わったなぁ、と実感する人もいらっしゃることでしょう。

お部屋同様、歯も一年の終わりを迎える頃にはキレイな状態にしておきたいものです。

普段定期健診を受けている方は、歯石もそれほどついておらず、プラークコントロールもうまくいっており、お口の中の健康状態が良好に保たれていることと思います。

しかしステインは、日常の飲食によりどうしても付着してしまいます。クリーニングを受けることで、ある程度歯の色をきれいな色に取り戻すことができますが、クリーニングでできることは、歯本来の色に戻すことです。またプラークを取り除いて細菌の源を除去し、歯の健康を維持することも、目的のひとつです。

もちろんクリーニングだけでも十分白くなりますが、せっかくの年末年始なら、ホワイトニングの施術を受けて真っ白な歯で過ごしてみてはいかがでしょうか。

ホワイトニングはクリーニングと異なり、元々の自分の歯の色よりも白く仕上げることが可能です。

特に歯科医院で受けるオフィスホワイトニングは、いちどの施術でかなり白い歯に仕上がるため、忙しい年末でも一気に白い歯を手に入れることができる優れた施術です。

また加齢で黄色くくすんでしまった歯では、年末年始の集まりの場で思い切り笑うことが躊躇われるかもしれません。せっかくの集まりなのに、汚くなった口元ばかり気にしていたら、ご自身も楽しむことができないのではないでしょうか。

ホワイトニングなら一気に白くすることができるため、印象も変わります。また歯を白くすることで、お口の中の健康面や審美面に対して、意識が変わることも期待できます。これまでは歯に対して無頓着だったのが、白い歯をキープするために飲食物や歯磨きの方法などを意識するようになり、常に美しい口元で過ごす相乗効果を持ち合わせています。

楽しい年末年始を過ごすためにも、いちどかかりつけの歯科医院でホワイトニングの相談をしてみてはどうでしょうか。ただし今の時期は混み合っている場合が予想されます。お早めにお問い合わせ下さい。

 

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歯並びが悪い人こそ歯間ケアを

歯並びが悪いデメリットのひとつに、虫歯や歯周病のリスクが高いことが挙げられます。虫歯や歯周病を引き起こす要因は、口腔内の不衛生によるプラークです。プラークは歯磨きが十分に行われていない場合に形成され、虫歯菌や歯周病菌が棲みついて酸や毒素を放出します。

プラークが溜まらないようにするためには、十分な歯磨きです。特に噛み合わせの面と比べると歯と歯の間は汚れが残りやすく、プラークが付きやすくなります。

よく耳にする「プラークコントロール」を的確に行うためには、歯ブラシだけでは実は不十分なのです。歯ブラシだけを使っている場合、汚れ落ちは60%程度と言われていますが、デンタルフロスや歯間ブラシを使った歯間ケアを行うことで、プラーク除去率はグンと上がります。

特に歯並びの悪い人は歯ブラシだけではまず汚れは落とせません。というのもガタガタの歯並びの場合、歯ブラシの毛先が歯と歯の間に通らないためです。歯並びが良い人でも、完全に毛先が歯間に入り込むことが難しいことを考えると、歯並びの悪い人はなおさら歯ブラシだけでは不十分です。

デンタルフロスや歯間ブラシを一日に一回、特に就寝前の歯磨きの後に、必ず行うようにしてください。就寝中は唾液の分泌量が減ることで、細菌の活動が活発になり、爆発的に増殖します。歯と歯の間に汚れが残っていると、細菌が汚れに寄り付いてプラークを作り出します。これがやがて虫歯や歯肉炎、歯周炎などを引き起こしてしまうのです。

特に歯周病リスクが懸念されます。プラークが石灰化すると歯石となり、そこへ新たなプラークが蓄積され、歯周病を悪化させてしまうため、歯間ケアによるプラークコントロールは欠かせません。

歯並びの悪い人は、特に虫歯や歯周病リスクが高くなります。またプラークは口臭の原因にもなるため、相手に不快感を与えてしまいかねません。

ガタガタの歯並びによる審美的なことよりも、寧ろお口の中の健康面が問題点となります。見た目と歯の健康の両面を考えると、歯列矯正を行うことが望ましいでしょう。

 

歯列矯正を行うことで歯磨きが行いやすくなり、プラークコントロールが良好になる傾向が高くなります。歯列矯正中はブラケット周りに汚れが付きやすくなりますが、歯科医院で定期的にクリーニングすることでお口の中の衛生状態を保つことができます。

またマウスピース矯正なら取り外し式のため、歯磨きや歯間ケアが行いやすくなります。どちらの矯正方法が適しているかは、歯科医師と相談して決めると良いでしょう。

歯並びの良い人も悪い人も、フロスや歯間ブラシを使ったケアをしっかりと行って、お口の中の健康を守るようにしましょう。

 

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「歯が痛いよ・・・」とお子さんが訴える前に親御さんがすべきこととは?

小さなお子さんに起こる歯のトラブルで最も多いのは、虫歯です。乳歯はエナメル質が薄く弱いため、虫歯菌が出す酸によって溶けやすいという特徴があります。虫歯による細菌感染が神経まで達すると、痛みとなって現れます。まだ小さなうちは痛みに対してそれほど敏感ではないため、もしかすると、ちょっとした歯の痛み程度ではお子さんは何も言わない場合があります。

 

そのためお子さんが「歯が痛い」と言い出した頃には、虫歯はかなり進行して歯が真っ黒になっているケースも少なくはありません。真っ黒になって穴が開いた歯になってしまうと、治療時に痛みを伴うとともに、歯科治療に対する恐怖心で治療どころではなくなってしまうことも多々あります。乳歯は生え変わりますが、乳歯がひどい虫歯になったり、生え変わりを待たずに抜歯をしなければならなくなると、後から生える永久歯に悪影響が出てしまいます。

 

ここまで虫歯を進行させないために特に大切なポイントを3つ、お伝えします。

① 虫歯にならない食生活を送るようにしてあげること

② どんなにお子さんがイヤがっても仕上げ磨きをしっかりしてあげること

③ 定期健診を受診し、歯や歯ぐきに異常がないかどうかをチェックしてもらい、定期的にフッ素塗布などを行うこと

 

食生活は健康な歯を作るための基本です。甘いものが一概にダメとは言いませんが、砂糖をたくさん含んだ食べ物はお子さんも大変好みます。好きな味を覚えてしまうと、そればかり強請ってしまうことは容易に想像ができます。砂糖をたくさん摂ることは、虫歯が作られる大きな原因になります。また砂糖をたくさん含んだ食べ物をだらだらと与え続けると、一気に虫歯リスクが高まってしまいます。お子さんが好む乳酸菌飲料や炭酸ジュースなどは、特に要注意です。砂糖を控え、健康によい食事を与えることは、自然と虫歯になりにくい環境を整えることになります。

保護者の仕上げ磨きもとても大切です。小さなお子さんはまだまだ上手に歯磨きができません。小学校高学年になっても、うまく磨けずに歯肉炎になってしまうケースも大変多いため、ある程度の年齢まではしっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。

そして定期健診を受診し、虫歯や歯肉炎になっていないかどうかをチェックしてもらうことも大切です。多くの歯科医院では、お子さんの定期健診のときにフッ素塗布を行います。フッ素を塗っておくことで歯質を強化し、虫歯になりにくい歯を作り出します。またフッ素には、歯の表面が少し溶けた「脱灰(だっかい)」という状態の歯を修復する役目も持っています。定期健診を受けていると、脱灰になっている歯を発見することが可能です。虫歯に進行する前に、フッ素を塗って自然治癒を促すことで、歯を削らずに済む場合があります。

 

お子さんが歯の痛みを訴える前に、普段の生活からできることを行って、大切な歯を守ってあげて下さい。

 

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歯のクリーニング「PMTC」とは?ホワイトニングとの違いについて

どんなに毎日頑張って歯磨きを行っても、どうしても汚れやプラークは付いてしまいます。歯に付着する汚れは日常の飲食によるステインだけではありません。虫歯や歯周病の原因となるプラークこそ、歯とお口の中の健康を損ねてしまいます。このような日常の汚れとプラークを除去するには、歯のクリーニングである「PMTC」が必要です。ではPMTCとはどのようなことを行うのか、ホワイトニングとはどう違うのかについてお話をいたします。

 

PMTCとは?

PMTCとは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の頭文字を取ったもので、専用の器械を使って歯科衛生士などの専門家が歯の汚れを落とすことを意味します。溜まった歯石を取り除く歯石除去とはまた異なり、PMTCは歯の汚れおよびプラークを取り除きます。PMTCを受けることで、歯の汚れを取り除いて本来の色を取り戻すことができます。また虫歯や歯周病の元凶となるプラークを取り除いて、歯の健康を維持することを目的としています。

 

ホワイトニングとの違いについて

同じ歯を白く巣する施術でも、PMTCとホワイトニングでは根本的に目的が異なります。

PMTCは、専用のペーストやラバーチップなどを使い、歯の表面に付着した着色汚れをきれいに落として、ご自身の歯本来の色を取り戻します。

またプラークが付着した場合、日常の歯磨きではなかなか落とすことができませんが、PMTCを受けることにより、目では確認しにくい部位に付着したプラークをすっきり落とすことができます。プラークが溜まると虫歯、そして歯を失う大きな原因となる歯周病リスクが高まってしまいます。

定期健診の際にPMTCを受けることで、歯の色が蘇るとともに、健康なお口の中の状態を維持することが可能となります。

 

いっぽうホワイトニングは、専用の薬剤を歯に塗布し、光や熱を利用して色素を分解して歯本来の色よりも白く仕上げることを目的とした施術です。PMTCと比べると、審美性にぐっと優れており、より歯を白く、美しい口元に仕上げたいとお考えの方に向く施術です。PMTCでも十分きれいになりますが、より真っ白な歯を手に入れたいという方にはホワイトニングが適しています。ガンコなタバコのヤニで茶色くなった歯などは、PMTCよりもホワイトニングのほうが白く仕上がるでしょう。

ただし妊娠中など、ホワイトニングができない状態の方はPMTCを受けることできれいな歯を手に入れることができます。

 

クリスマスや年末年始を控えているシーズンです。白くきれいな歯で充実した毎日を過ごされてみてはいかがでしょうか。

 

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