はぴねす歯科

月別: 2019年4月

抗生物質による変色にホワイトニングは効果がない?

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングを行うことで、黄ばんだ歯やくすんだ歯の色を真っ白に仕上げることができます。しかし中にはホワイトニングでは白くなりにくい、またはならない歯があります。今回は抗生物質の副作用による歯の変色とホワイトニングの効果についてお話をしたいと思います。

 

歯の色に影響を与える抗生物質とは?

抗生物質には色々な種類があり、それぞれ副作用も異なります。そのうち、歯の色に影響がでる抗生物質は「テトラサイクリン」と呼ばれる抗生物質です。テトラサイクリン系抗生物質は、主に幼児の風邪薬のシロップとして使われていました。しかし歯に影響があると報告があり、今ではあまり使われていません。

その当時服用していた人の中に、歯の色に影響が認められており、薄い黄色からかなり濃いグレーまで、変色は人それぞれです。歯の形成される0~6歳頃に服用することで少しずつ色素沈着が起こります。最初は目立たなかったものの、紫外線によって濃くなっていくため、特に前歯は非常に目立ってしまいます。

テトラサイクリンによる着色は象牙質に起こり、歯磨きで白くすることは不可能です。濃いグレーになると、歯を見せて笑うことに大きなコンプレックスを抱くことと思います。

 

ホワイトニングで白くできるのか?

インターネットで色々なニュースを検索できる現在、抗生物質による歯の変色は、ホワイトニングで白くするのが難しいということをご存知の方は多いと智います。しかし必ずしもホワイトニングでは白くならないわけではありません。変色の程度や色調により、白くなるケースもあります。

・薄い黄色の場合・・・ホワイトニングで白くすることが可能です。続けてホワイトニングを行うことで、かなり白くなるでしょう。

・薄めのグレーの場合・・・ホワイトニングで白くすることはできますが、グレーっぽいような白さになります。通常の歯の色をホワイトニングした場合、ほとんどの場合が真っ白になりますが、グレー系の変色は、グレーを薄くしたような白さが限界と言えます。

・濃いグレー、縞、グラデーションになった変色・・・ホワイトニングを行っても、希望通りの結果を出すのが難しい色です。特に濃いグレーは少し色が薄くなった程度で、希望するような白い歯を手に入れることは残念ながら無理と考えられます。

ホワイトニングは、元の歯の色の系統から白くなるため、グレー系の歯がオフホワイト系になるのは難しいでしょう。

 

濃い色調で真っ白にするのが難しい方は、セラミック系で治療を

ホワイトニングでも思うような結果を得ることが難しい場合は、ホワイトニングではなく、セラミック治療を行うことで白い歯を手に入れることができます。この場合、ラミネートベニアやセラミッククラウンなどを使った治療を行います。ただし歯を削らなければいけないという大きなデメリットがあります。歯を削ることは歯の寿命が短くなるということです。セラミック治療を行う場合は、色々なリスクがあることを理解してから治療に移りましょう。

 

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割れやすい詰め物について

臼歯部の虫歯は、削る範囲が浅い場合はレジンを詰めて修復します。いっぽう神経に近い虫歯は、ある程度歯を削る必要があります。その場合、インレーと呼ばれる詰め物を詰めて機能を回復させますが、中には割れやすいインレーがあります。今回は割れやすいインレーを中心にお話をいたします。

 

保険適用のインレーは銀歯とレジン

 

一般的に歯の詰め物といえば、銀色の金属が思い浮かぶでしょう。保険適用のインレーは、ほとんどが金属のインレーです。虫歯部分を削って型取りを行い、できあがった詰め物を歯に詰めて機能を回復させます。

金属インレーは審美性が問題ですが、強度自体は強く、割れる心配はほとんどありません。

そして保険適用のインレーにはもう一種類あります。それはコンポジットレジンを使ったインレーです。歯科用レジンは白く、小さな虫歯治療でよく使われる素材です。審美性もそれほど悪くなく、一見すると治療痕はほとんどわかりません。

このコンポジットレジンを使ったインレーが、CRインレーと呼ばれるものです。金属インレーと比べるとそれほど頻度は高くありませんが、主に小臼歯に使われます。

金属インレーと比べると、歯の色に適合しているCRインレーは審美性に問題はありません。しかし問題となるのが、強度です。レジンは強度がやや弱く、衝撃や強い負荷が加わると、割れる恐れがあります。大臼歯は噛む力を必要とする部位のため、CRインレーは適用されません。そのためCRインレーが適用されるのは、小臼歯です。しかし小臼歯もある程度負荷がかかるため、噛み合わせの力が強い方には不向きです。噛み合わせが強く、保険で治療をしたい方は、金属インレーとなる可能性が高いでしょう。

 

審美性、強度を考えるならe-maxが最適

 

自費のインレーはセラミックが使用されており、審美性と強度を兼ね備えているものが多くあります。その中でも特に優れているのが、e-maxです。オールセラミックインレーは審美性はとても優れていますが、強度に若干の不安があります。逆にジルコニアインレーは強度は抜群ですが、色調がやや単調なため小臼歯に使うと審美性が少し下がってしまいます。

e-maxは審美性、強度ともに優れた素材です。強度はジルコニアにやや劣るものの、小臼歯でも十分対応できます。e-maxは天然歯に近い強度と歯に優しい素材であることから、安心して使うことができます。金属を一切使わないため、金属アレルギーの方にもおすすめです。なおe-maxは被せ物にも対応しますが、ブリッジや連続した被せ物(連冠)には対応できませんのでご注意ください。

 

詰め物の色が気になる方、白いインレーが割れて金属のほうが良いと言われた方は、いちど歯科医院で相談してみて下さい。

 

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自分に合った矯正方法で、歯をきれいに整えませんか?

歯並びの乱れや噛み合わせの異常を改善するための歯列矯正にはワイヤー矯正、マウスピース矯正、部分矯正など色々な種類があります。適応症例に対応できるものかどうかの他、ライフスタイルや目的に応じた治療法を選んで、歯並びをキレイに整えてみませんか?

歯列矯正の種類について

歯列矯正は、治療法によって適応できるものと難しいものがあります。中には希望する治療法では難しいケースもありますが、歯列矯正や不正咬合の改善には、どのような矯正方法があるのでしょうか。

・ワイヤー矯正・・・最もオーソドックスな矯正方法です。歯の表面にブラケットと呼ばれる小さなボタンを付け、そこへワイヤーを通して歯を少しずつ動かしながら歯並びを整えます。ほとんどの症例に対応できますが、小臼歯や親知らずなどを抜歯が必要となる可能性があります。また金属のブラケットの場合、お口の中で矯正装置が目立ってしまいます。目立たないホワイトワイヤー、セラミックブラケットで対応できますが、メタルブラケットと比べると料金が高くなります。

 

・マウスピース矯正

透明なマウスピースを装着することで歯並びを調えていく治療法です。取り外し式で目立たないため、目立たず矯正治療を進めていくことができます。食事や歯磨きのときには取り外しができること、またホワイトニングも同時に進めていけることから、審美性を求める方に向く治療法です。デメリットは、治療期間がワイヤー矯正と比べるとやや長いこと、全ての症例に適応可能とは限らないことです。歯科医師の技量と予見が、マウスピース矯正による矯正治療の成功のカギとも言えます。

 

・裏側矯正

歯の裏側に矯正装置を付けて歯並びを整える方法です。歯の裏側に矯正装置を付けるため、目立つことはありません。ほとんどの症例に対応が可能で、特に出っ歯に対して高い効果を発揮します。裏側矯正のデメリットは、料金が高いこと、装置が舌に当たって口内炎などができやすいこと、そして発音がし辛いことなどが挙げられます。

 

・部分矯正

前歯の乱れなど、気になる部分だけ整える部分矯正は、短期間で気になる歯並びを改善することができます。費用も全顎に比べて安く済みます。しかし噛み合わせに問題がある、部分矯正をすることで正常だった噛み合わせに変化が起こる場合などは、部分矯正はおすすめできません。

この他にも矯正用インプラント器具をつけて歯を引っ張るインプラント矯正などがあり、矯正方法は様々です。

 

歯の健康を守るためにも、ご自身に合った矯正方法を選びましょう

歯列矯正にはいろいろな方法があります。歯並びや噛み合わせの乱れは見た目だけの問題ではなく、歯の健康にも大きく関わってきます。見た目のコンプレックスを解消し、健康を維持するためにも歯並びの乱れでお困りの方は、早めに歯科医院に相談することをおすすめします。

 

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目立つ前歯、ホワイトニング+セラミックでキレイに

前歯は、良くも悪くもとても目立つ部位です。真っ白で美しい歯か、黄ばんでくすんだ歯か、それだけで相手に与える印象はまるで違ってきます。「歯をキレイにして自信を持ちたい!」「汚くなった被せ物を変えるついでに歯をキレイにしたい」。このようにお考えの方は、ホワイトニング+セラミック治療がおすすめです。

 

年々黄ばんでくるレジンや保険の被せ物

小さな虫歯の場合、レジンという歯科用プラスチックを詰めて修復します。前歯の場合、歯と歯の隙間に虫歯ができることが多く、その場合の治療法として虫歯部分を削り、レジンを詰めて修復します。

また神経の治療を行った場合は、根の治療後に土台を立て、型取りをして被せ物を装着して歯の形を修復します。

どちらも保険適用で、費用を抑えて治療をすることができます。

しかし保険治療の欠点は、審美性に劣ることです。保険適用の前歯の被せ物は見える表側はレジンでできており、白く審美性も悪くありません。ところが年数を重ねるとともにレジンの表面に傷が付き、着色や汚れ、細菌などが付着して黄ばんできます。

またレジンで修復した箇所も欠けてしまったり、色が変色して歯と詰めた部分の境目が目立ってしまうなど、劣化が起こってしまいます。

このような審美性の問題点を改善するのが、セラミック治療です。セラミックは白く滑らかで汚れがつきにくいため、年数が経っても変色することはありません。耐久性にも優れており、目立つ前歯の修復には最適です。

 

歯全体を白くするなら、先にホワイトニングを行ってからセラミックを

白く美しい歯といえば、ホワイトニングです。ホワイトニングを行うことで全体の歯のトーンが上がり、笑顔を引き立ててくれる口元を作り上げることが出来ます。もし口元全体を美しくしたいなら、先にホワイトニングを行ってからセラミック治療を行うほうがベターです。

というのも、先にセラミック治療を行うと、ホワイトニングをした歯とセラミックの人工歯の色の仕上がりに差がついてしまうことがあるためです。セラミックの人工歯よりもホワイトニングをした歯のほうが白い場合、セラミックの部分だけが周りの歯の色と馴染まず不自然に見えてしまっては、なんだかちぐはぐな印象を与えてしまうかもしれません。人工歯はホワイトニングをしても白くならないのです。

先にホワイトニングを行い、白くなった歯の色に合わせてセラミッククラウンの型取りを行って装着することで、ほぼ均一の美しい口元を手に入れることができます。

口元、特に目立つ前歯をきれいにすることで、自然と笑顔が浮かびます。生き生きとした毎日のためにも、お口の中を整えてみませんか?

 

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歯をぶつけてしまった・・・!そんなときはどうすればばいい?

お子さんの場合、遊んでいて転倒した、体育の時間にぶつかったなど、思わぬアクシデントが起きてしまいます。その際、口元を強打して歯が欠けてしまうこともめずらしくありません。今回はお子さんの歯のケガについてお話をしたいと思います。

歯のケガが起こりやすい時期とは?

子供は成長するにつれて行動が活発になり、それとともにケガも増えてきます。まず起こりやすい時期としては、乳歯が生え始めて間もない頃、つまり1~3歳ごろまでです。まだまだ歩行が不安定で、つまいづいたりしやすいため転倒しやすく、口元をぶつけて乳歯がケガをしてしまいやすい時期がまず挙げられます。

小学生になると行動が活発になり、お友達と遊ぶ機会も増えてきます。ふざけあって転倒する、また学校の遊具などでケガをしやすい時期でもあります。この時期の心配として、永久歯のケガがあります。歯のケガの具合により、永久歯に大きな影響が出る場合もあります。

中学~高校生になると、部活やスポーツなどによるアクシデントがよく起こります。ラケット競技ではラケットが歯にぶつかり、永久歯が欠けてしまったというケースもよく耳にします。また体と体が激しくぶつかるスポーツでは、衝撃により歯が折れてしまうケースもあります。

 

子供の歯のケガとその対処法について

口元をぶつけたことで歯が欠けた、折れた場合、その程度により処置内容は変わってきます。つまり歯の神経部部にまで影響があるかないかということで判断されるのです。また乳歯と永久歯でも違いが出てきます。

歯が少し欠けてしまったものの神経に影響が無い場合、レジンで欠けた部分を修復する処置が一般的です。見た目も大きな違和感はほとんどありません。ただし前歯の場合、治療した部分が欠けやすくなってしまいます。

歯がたくさん折れてしまって歯の神経が見えてしまっている場合、早急な処置が必要です。神経が見えてしまっているとそこから細菌感染が起こるため、根の治療を行ってから歯の形を修復します。歯が折れて神経が見えてしまっている場合、早急に歯科医院を受診するようにして下さい。

歯が完全に抜けてしまうこともあります。この場合、抜けた歯の状態により再度戻すことが可能な場合があるため、早急に抜けた歯を持って歯科医院を受診するようにして下さい。

なお折れた歯や抜けた歯はすぐに牛乳か歯牙保存液に漬けましょう。血がついているからと水で洗うことは厳禁です。もし牛乳アレルギーがある場合は、絶対に牛乳に漬けないようにして下さい。

歯がグラグラしてしまっている場合、それは歯が脱臼している状態と言います。また衝撃で歯ぐきの中に歯がめり込んでしまうことを「埋入」と言い、どちらもできるだけ早い受診が必要です。グラグラしている乳歯の場合は基本的に様子を見ます。しかしまだ抜ける気配のない乳歯や永久歯の場合、ワイヤーで歯を固定して歯の根や歯ぐきの回復を待ちます。歯の固定が確認できたらワイヤーを除去します。ワイヤーで固定している間は不自由を感じるかもしれませんが、なるべく歯を安静にしておくようにしましょう。

 

お子さんにはケガがつきものです。歯にアクシデントが起きたら早めに歯科医院を受診するようにして下さい。

 

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銀歯の寿命はどのくらい?

虫歯治療で歯を削った場合、虫歯の深さによってはレジンではなくインレーと呼ばれる詰め物を詰めて機能を修復します。また神経まで達した場合、根の治療後にクラウンと呼ばれる被せ物を被せる治療を行います。保険治療の場合、この修復物は「銀歯」と呼ばれる金属の素材になります。では銀歯の寿命はどのくらい持つものなのでしょうか。今回は、銀歯の寿命に焦点を当ててみました。

 

銀歯の問題点とは

保険適用の場合、プラスチックのレジンか金属の二択となります。レジンは浅い虫歯や歯が少し欠けた場合に使われます。

いっぽう銀歯は、歯をたくさん又は深い部分まで削った場合に使われます。歯をたくさん削ると歯質が薄くなってしまいます。このようなケースでは強度を必要とするため、レジンでは対応が難しくなり、銀歯を選択せざるをえなくなります。

インレーでもクラウンでも、銀歯にすると歯の寿命が短くなると言われています。金属は歯よりも固く、その性質から歯を痛めてしまう可能性が高いこと、そして歯と金属の間のわずかな隙間から虫歯が再発しやすいことが大きな問題点です。また土台が金属の場合、歯の根が割れてしまう歯根破折の恐れがあり、根が割れてしまうと歯を残すことが難しくなってしまいます。

このように、銀歯は歯にとってダメージが大きく、問題点が多い治療法と言えます。

 

銀歯の寿命は?

歯と銀歯との境目からの虫歯や内部で広がった虫歯のために銀歯が取れた、また歯が痛むなどの症状が見られる場合、再治療が必要となり、その時点でこれまで使っていた銀歯の役目を終えることがほとんどです。銀歯の寿命は、一般的に次のとおりと言われています。

・インレー・・・5~6年

・クラウン・・・7~8年

・メタルコア(金属の土台)を使用した差し歯・・・5~6年

 

このように、銀歯の寿命は強度から考えるとそれほど長いものではないことがおわかりいただけると思います。これは銀歯という補綴物よりも、歯そのもに起こるトラブルのために再治療が必要になると言えます。

銀歯は安価で治療できますが、その代償は大きく、歯の寿命に大きく関わるのです。

 

セラミック系の補綴物は寿命が長い

オールセラミックやジルコニアセラミックなど、セラミックを使った補綴物は自費治療となり、高額な費用が必要となるためどうしても安価な保険診療を受ける方も多いでしょう。

しかし保険診療は安価な反面、寿命もそれほど長くなく、コストに問題を抱える治療法です。そして何よりも、歯そのものの寿命が短くなってしまうことは、保険診療の抱える最大の問題点です。

セラミック治療は確かに高額ですが、銀歯と比べると寿命も長く、虫歯の再発の可能性も低いため、長い目で見るとコストが良い治療法でもあります。

歯の健康を維持するための治療法として、セラミックによる治療法を選択肢のひとつとして考えてみてはどうでしょうか。

 

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