はぴねす歯科

月別: 2019年5月

保険診療と自費治療の違いについて

虫歯治療などで歯を削った場合、詰め物や被せ物を装着して修復します。この修復物には保険適用のものとそうでないものがあり、オールセラミックやe-maxといったセラミック系の修復物や歯列矯正などは、保険を使うことができません。これはなぜでしょうか。

最低限の修復を目的とする保険診療

風邪などで病院を受診する際、わたしたちは健康保険を窓口に提示します。これにより、窓口で支払う治療費を安く抑えることができます。もし保険証を紛失した、あるいは切り替え中という場合は、とりあえず全額自己負担(10割)を支払い、後日保険証を提示して差額を受け取る、という形になります。

このように、保険診療は治療費を安く抑えて、病気や怪我を治すことを目的としています。では歯科はどうでしょうか。

保険診療の場合、歯を削った箇所を白いレジンや金属の詰め物を詰めて修復します。また神経を取り除いた治療では、土台を立てて被せ物を装着しますが、大臼歯は銀歯、前歯は表側は白いレジン、裏側は金属が使われたものを装着します。表側は白いといえども、レジンは汚れが付きやすく変色してしまいます。

また歯を失ってしまったら、入れ歯やブリッジで咀嚼機能を補います。入れ歯は金属のバネがついたもの、ブリッジは金属が使われます。

保険診療は治療費を安く抑えて、機能を回復させることを目的としており、審美面は考慮されません。つまり保険診療は見た目を良くすることを目的としておらず、最低限の機能を回復させるための治療法なのです。

 

機能だけでなく美しさを追及した治療は、保険が効きません

では保険適用外の治療法にはどのようなものがあるのでしょうか。

・オールセラミックやe-maxラミネートベニアなど、セラミックを使った治療

・ダイレクトボンディング

・歯ぐきピーリングなど、歯ぐきを美しく整える治療

・ホワイトニング

・歯列矯正

・インプラント

これらはただ機能を取り戻すことだけを目的としていません。機能だけでなく、より口元を美しく整えることを目的としています。保険診療と比較すると、当然費用は高くなります。

美しさを追求した治療は、生き生きとした活力のある毎日へと繋がります

鏡の前でにっこりと笑ってみて下さい。前歯の差し歯が黄色く黄ばんでいませんか?奥歯の銀歯が気になって、大きな口を開けることができますか?人前で会話をするとき、思わず手で口元を隠していませんか?

口元が美しいと、笑顔に自信を持つことができるだけでなく、精神的にも大きなゆとりを持つことができます。笑顔に自信を持つことで、生き生きとした日々を送ることができるのではないでしょうか。保険診療は最低限の治療を行うため、このような審美的な悩みを抱えることになってしまいます。

もしご自身の歯や口元を美しくしたい、とお思いなら、いちど歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。

 

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虫歯ゼロを目指して!小児予防治療の必要性について

乳歯は永久歯が生えることで短い役目を終えます。どうせ抜けるから、と乳歯のケアを怠っていると、後から生える永久歯にも悪影響が出てしまうことがあるため、乳歯を虫歯から守ることが大切です。

 

酸に非常に弱い乳歯

乳歯は生後6ヶ月くらいから生え始め、3歳くらいに全て生え揃います。小さくて可愛らしい乳歯は成人の永久歯と比べるとエナメル質が薄く未熟なため、酸にとても弱いのです。そのため虫歯になって歯が酸で溶かされ始めると、あっという間に進行してしまいます。

離乳食が終わり、大人と同じものを食べ始めると、これまでに与えられなかった甘いお菓子やジュースなども口にするようになるでしょう。また歯磨きのイヤイヤ期になると、なかなか歯を磨かせてくれず、仕上げ磨きに苦労する保護者の方も多いと思います。そのため乳歯は虫歯になりやすいのです。

 

乳歯がひどい虫歯になるとどのような影響が出るの?

乳歯はいずれ大人の歯、つまり永久歯へと生え変わるため、虫歯になってもさほど影響はない、と思われるかもしれません。しかし乳歯の時期に虫歯になってしまったということは、既にお口の中にミュータンス菌などの虫歯菌が棲みついてしまっていることを意味します。虫歯菌は、いちどお口の中に入ると取り除くことができません。

つまり、乳歯の時期に虫歯になってしまうと、永久歯に生え変わったあとに虫歯リスクを抱えることになるのです。

また乳歯は永久歯が生えることで自然と抜け落ちますが、永久歯がまだ生えてこないうちにひどい虫歯などで乳歯を失ってしまうと、永久歯の歯並びに影響がでてしまいます。抜け落ちた隣の乳歯が傾斜し、永久歯の生えるスペースを狭くしてしまうため、永久歯が生えてきたときにガタガタの歯並びになってしまう恐れがあるのです。

いずれ抜けるから、とお子さんの口腔内ケアを疎かにしていると、大人になってからのお口の健康維持に問題を抱えてしまうことになりかねません。

 

小児予防治療である定期健診を受けて、虫歯からお子さんの歯を守ってあげましょう

大切なお子さんのお口の健康を守るためには、大人と同じように小児予防治療、つまり定期健診の受診が最も効果的です。きちんと家庭でケアを行い、定期健診を受けることで、虫歯ゼロは十分可能です。永久歯が生え揃うまでの間に虫歯ゼロを目指すことを目標にしてみましょう。

また定期健診を受けることで、歯並びや噛み合わせに問題がないかどうかも調べることができます。もし歯並びや噛み合わせに異常が見つかった場合、早期に矯正治療を行うことでお子さんへの負担も少なく済む場合があります。

小児予防治療で、お子さんのお口の中の健康を維持してあげましょう。

 

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ホワイトニングを避けなければいけないケースとは?

歯を本来の色よりも白く美しく仕上げるホワイトニングですが、全ての方が受けることができるわけではありません。今回は、ホワイトニングを避けなければいけないケースについてお話いたします。

 

虫歯および歯周病の方

虫歯や歯周病がある方は、すぐにホワイトニングを受けることはできません。治療を行わずにホワイトニングを受けると、歯や歯ぐきに悪影響を与えてしまいます。もし虫歯や歯周描が見つかったら、まず治療を先に行う必要があります。治療後に問題がなければ、ホワイトニングを受けることが可能となります。

 

歯が欠けている、ヒビがある方

歯が欠けていたりヒビが入っていると、薬剤が神経の部分まで滲みこんで痛みやしみる原因となります。歯が欠ける原因は、口元を強くぶつけてしまった他に、虫歯が考えられます。また歯のヒビは、自分では気づきにくいですが、思わぬ部位にヒビが見つかることがあります。このような状態のままホワイトニングを受けると、歯の神経にダメージを与えてしまいます。

 

妊娠中、授乳中の方

ホワイトニングで使用する薬剤は安全性が確立されているとはいえ、絶対に安心というわけではありません。つまり妊娠中や授乳中の方がホワイトニングを受けても影響はない、とは言えないのです。そのためホワイトニングを行っている歯科医院やクリニックのほとんどは、妊娠中および授乳中のホワイトニングを行っていません。

 

成長途中の歯の状態の方

若い方でホワイトニングに興味がある方もいらっしゃることでしょう。ホワイトニングの適応年齢は定められはおらず、明確に未成年はダメ、というわけではありません。しかし、永久歯に生え変わって間もない歯や乳歯はエナメル質が未成熟な状態です。ホワイトニングの薬剤は少なからず歯に刺激を与えてしまうため、歯の成長段階である18歳くらいまではホワイトニングを控えたほうがよいと考えられています。

 

無カタラーゼ症の方

無カタラーゼ症とは、体内にあるカタラーゼが不足し、過酸化水素やエタノール、硝酸などを分解できない先天性の疾患です。主に10歳未満の小児に現れやすく、口腔内に壊疽性潰瘍を伴うことが多いと言われています。無カタラーゼ症の方がホワイトニングを受けると、お口の中に危険な症状が起こることがあるため、無カタラーゼ症の方は、ホワイトニングを受けることができません。

 

ホワイトニングができない方は、クリーニングで歯をきれいにできます

ご紹介したように、ホワイトニングはどんな方でも受けられるわけではありません。無理にホワイトニングを行うことで、歯やお口の中に深刻なダメージを受けてしまうことがあるため、ホワイトニングが受けられない方は、歯のクリーニングを受けることできれいな状態を手に入れることができます。

ホワイトニングを受ける前は歯科医師の診察があるため、ホワイトニングを希望する方は、歯科医院または歯科医師が在籍しているクリニックなどを受けるようにして下さい。

 

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歯列矯正では絶対に歯を抜かなければいけないの?

成人後に歯並びの悪さに悩む方も少なくありません。ガタガタの歯並びを治すための歯列矯正では、歯を抜歯するケースがよくあります。歯を抜くのは怖い、イヤ、と思うかもしれません。歯列矯正では必ず抜歯が必要なのでしょうか。

 

なぜ抜歯をするのか

歯並びの乱れは、永久歯が正しい位置に並ばず、重なり合って生えていたり、おかしなところから歯が生えていたりと、本来生え揃っている位置ではないところに歯が並んでいます。その原因は、永久歯が並ぶためのスペースが不足していることです。

乳歯や永久歯が生え始めたころに歯列矯正を始める場合、顎の骨の成長を促して永久歯が並ぶためのスペースをつくる「床矯正」を行います。床矯正は歯を抜かずにスペースを作り、ほとんどの場合、永久歯がきれいに並びます。

しかし床矯正を行わず、永久歯が生え揃ってから歯列矯正を始める場合、その多くは4番目か5番目の歯、つまり小臼歯を抜歯してスペースを作ることから始めることが多いようです。また親知らずを抜歯することもあります。抜歯するかどうかは、歯の重なり具合や顎の大きさなどから判断します。

抜歯をすることのメリット

では抜歯をすることでどのようなメリットがあるのでしょうか。まずは抜歯をすると、当然ながら歯が並ぶスペースを作ることができます。歯が並ぶスペースができたことで歯をスムーズに動かして、歯列を整えることができることが抜歯の目的でありメリットでもあります。

また非抜歯で無理に歯を並べようとすると、口元がモコっと盛り上がってしまう場合があります。抜歯にはこのような審美面のデメリットを軽減することが可能です。

抜歯のデメリット

抜歯のデメリットは、やはり健康な歯を抜くことにあります。せっかく健康な歯を抜いてしまうことは、デメリットというよりも「勿体ない」というほうが大きいかもしれません。

また歯を抜くことで顎の骨が痩せてしまうことも、デメリットのひとつです。たくさん抜歯をして歯列矯正を進めた人の中には、歯列矯正後に歯が歯周病のように、動揺(歯が動くこと)が見られるケースもありました。

 

抜歯か非抜歯かは、歯並びの状態で判断される

できることなら歯は抜きたくない、と思うのは当然の思いです。しかし無理に非抜歯で歯列矯正を進めると、思ったような口元に仕上がらないこともあります。抜歯か非抜歯か、また治療法はどうすれば最も理想的に仕上がるかなど、担当医とよく相談して理想の口元を手に入れましょう。

 

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治療した前歯がすぐ欠ける!どうすればいい?

小さな虫歯やアクシデントなどで前歯を治療するケースは非常に多く、そのほとんどが保険治療であるレジンが使われます。しかし治療済みの前歯は欠けやすく、何度も再治療が必要となります。いったいどうすればよいのでしょうか。

 

レジンは対応しやすい素材ですが、欠けやすさが欠点

前歯の治療では、歯科用レジンを使って治療することが一般的です。歯と歯の隙間の虫歯や、先端が欠けてしまった場合など、歯とほとんど同じ色のレジンで修復できるうえ、保険適用のため費用を抑えて治療することができます。

このようにレジンは対応しやすい素材ですが、欠点として強度が弱く、欠けやすい、取れやすいということが挙げられます。前歯を使って噛み切ったときなど、治療済みのレジンがポロっと取れてしまうこともめずらしくありません。また経年とともに変色し、歯とレジンとの間に色の差が出てしまうこともデメリットといえます。

目立つ部位だけに、欠けたり取れたりすると、再治療が必要になりますが、何度も取れてしまうと、そのたび歯科医院へ駆け込まなくてはならないことに対してだんだん面倒になってくる方もいるようです。

 

何度も取れるようであれば、セラミック治療の選択肢も視野に入れてみましょう

ひとつの選択肢として、レジンでの再治療ではなく、思い切ってセラミックの被せ物を装着するという方法があります。しっかりとセメントで接着するため、取れることはまずありません。強度にも優れているため、先端が欠けることもありません。耐久性にも優れているため汚れにくく、ご自身の他の歯の色と差が出ず、きれいな状態を保つことができます。

またラミネートベニアによる修復もおすすめです。ラミネートベニアとは、薄いシェルのようなものを歯に貼り付ける治療法です。こちらも素材はセラミックで、見た目と機能を兼ねています。

欠点としては、セラミックの被せ物もラミネートベニアも、健康な歯を削らなくてはいけないことです。プラークが付きにくいため、二次カリエスになるリスクは高くありませんが、歯を削ることで、歯の寿命に少し影響が出てしまうことが考えられます。

またどちらも自費治療となるため、保険適用のレジンに比べて治療費が高くなります。しかし何度も再治療を繰り返すことを考えると、思い切ってセラミックにしたほうが、治療費を抑えられる場合があります。

前歯は非常に目立つ場所です。きれいに修復をして長持ちさせるなら、セラミック治療を選択肢として考えてみるのもひとつの方法です。

 

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同窓会の案内が届いたら・・・あなたの歯の色は大丈夫?

同窓会のお知らせが届くと、「どんな服を着ていこうかな」「ヘアスタイルはどうしようかな」とわくわくしますよね。ところがバッチリ整えたはずなのに、集合写真を見て自分の歯の色にギョっとしたことはありませんか?そう、歯の色は、年齢の表れでもあるのです。

 

加齢とともに変色していく歯

小さなお子さんの歯の色は、乳白色でとてもきれいな色をしています。しかし成人の歯、つまり永久歯は黄色がかった色をしており、年齢を重ねるにつれてだんだん黄ばみが濃くなっていきます。

また日頃の着色や、喫煙習慣のある人は、タバコのヤニが付着して、黄ばみだけでなく茶色っぽくなってしまいます。

前歯に差し歯がある人は、オレンジがかったような濃い黄色に変色し、歯ぐきの際が黒っぽくなっていることもあります。

加齢に伴う変化は、肌や髪質だけではありません。歯の色も、年齢がはっきりと現れるのです。このような歯の色では、どれだけきれいにメイクしても、男性の場合はビシっとスーツを着こなして、ブランドの腕時計をしていても、「老けてしまったね」という印象しか与えないのです。写真は正直なもので、今のご自身の正直な姿をはっきりと映し出してしまいます。

同窓会のときの写真を見て、あなたの歯の色はどうでしょうか?

 

お口の中の状態を調え、歯をキレイに保つためには

加齢に伴う歯の色の変化は仕方ありません。しかしそのままにしておくと、実年齢よりも老けて見られるだけでなく、清潔感に欠けてしまいます。

きれいに年齢を重ねるためには、口元のお手入れがとても重要です。40代以降になると、歯周病も進行していくため、見た目だけでなくお口の中の健康にも気を遣わなければいけません。

まずは定期的に歯科医院でクリーニングを受けましょう。クリーニングを受けることで虫歯の有無や歯周病の進行具合がわかります。そして歯石除去、歯の着色汚れなどを落とし、お口の中をきれいに仕上げます。これだけでずいぶんお口のコンディションは違ってくるものです。

また保険適用の差し歯の場合、10年も経つとかなり黄ばみが目立ってきます。ご自身の歯と比べると、その色の違いははっきりと浮き彫りになり、審美面を大きく損ねてしまいます。保険の差し歯の素材は傷や汚れが付きやすく、作製した当時の白さをキープできるかといえば、残念ながら期待できません。

目立つ前歯の差し歯の変色は、クリーニングではきれいになりません。白くきれいな歯を求めるのであれば、セラミック系のもので再治療をするという選択肢があります。保険の差し歯と違ってセラミック系の差し歯は汚れや傷がつきにくく、白さをキープすることができるため、よほどのことがない限り、再治療を必要としません。

もし同窓会の案内が届いたら、まず鏡の前で笑顔を作ってみましょう。歯の色はきれいですか?口臭はありませんか?差し歯は変色していませんか?

歯の色は、年齢を表す大きなサインです。同窓会までに、お口の中をキレイに整えておくことをおすすめします。

 

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