はぴねす歯科

月別: 2019年7月

矯正治療は先が見えないから不安・・・そんな不安を払拭する「インビザライン」

歯並びや噛み合わせを整える歯列矯正には色々な種類があり、そのほとんどは歯の動きが予測が難しいため、本当に歯並びがきれいになるのか、またいったいどのくらいの期間が必要なのかなど、歯列矯正を始めるにあたって、先が見えない不安を感じることがあるかもしれません。インビザラインは、このような不安を払拭する大きなメリットがある矯正方法であることをご存知でしょうか。

矯正治療は「歯の動きが予見しにくい」

一般的な歯列矯正であるワイヤー矯正は、歯にブラケットとワイヤーを装着して歯を動かしていきます。歯列矯正を始める前は、矯正前の歯並びの写真や顎の骨の状態など、矯正治療を進める上で必要な資料を集めてから装置を付けて矯正治療を開始します。

しかし一般的な歯列矯正はゴールが予測できないため、矯正治療後の歯並びの様子や治療期間などは、実際に治療を進めながらでないとわかりません。矯正を進めていく途中で、予想よりも大幅にペースが違ったり、仕上がりがイメージと違うということも考えられます。

一般治療と異なり、歯列矯正は費用も期間も多くなります。せっかく矯正治療を始めても、仕上がりがどんな風になるのか不安で、なかなか矯正治療を始める決心がつかない、という気持ちも理解できます。

 

特殊ソフトで歯の動きと仕上がりが予見できるインビザライン

インビザラインはマウスピース矯正のひとつですが、他のマウスピース矯正やワイヤー矯正と比べて大きく違うことは、「歯の動きと最終的な仕上がりが予見できること」です。これはインビザラインの大きな特徴で、専用ソフトにより歯の動きをシュミレーションし、歯がどのように動いていくのか、また最終的にはどのような歯並びになるのかを、コンピュータ上で確認できます。つまり仕上がりイメージが目で確認できるため、歯列矯正に対するモチベーションアップが期待できるのです。

インビサラインの特徴というと、目立たない・取り外ししやすく食事や歯磨きが行いやすいなどがあります。しかしこれはインビザラインに限らず、マウスピース矯正にはこのような特徴は当たり前で、ワイヤー矯正と比較すると、という前提となります。

確かにインビザラインは透明で目立たず、食事や歯磨きに不自由を感じません。しかしこれなら他のマウスピース矯正でも同じです。ではなぜ数ある矯正治療の中でも、インビザラインは優れているのか。それこそ歯の動きと仕上がりが目で確認できるからなのです。

矯正治療を続けるためには、モチベーションの維持がとても重要です。歯並びは治したいけど、続けていく自信がない方や、予測できない不安をお持ちの方は、インビザラインできれいになった口元というゴールを目指してみませんか。

 

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大人だけじゃない!?子どもの歯石について

歯石は大人の歯にだけ付くものではありません。乳歯や生えたばかりの永久歯にも歯石は付着します。では子どもの歯に歯石が付いたときは取ったほうがよいのでしょうか。

歯石とは、プラークが石灰化したもの

ブラッシングが不足していたり、上手に磨けていない場合、汚れが歯に残ったままになります。そこに細菌が棲みついてプラークを作り出します。プラークは白っぽくネバネバとした柔らかい汚れで、比較的取り除きやすいです。そのままにしておくと、プラークに虫歯菌や歯周病菌などが棲みつき、虫歯や歯肉炎、歯周炎などを引き起こしてしまいます。

プラークが石灰化して石のようになったものが歯石で、プラークと違って硬く、歯にこびりついてしまいます。歯石はそれほど悪いものではありませんが、プラークが石灰化したものであることから、できればプラークは落としておいたほうがよいでしょう。なおプラークが歯石になるのには数日から2週間程度と言われています。

 

ブラッシング不足が原因で子どもでも歯石が付いてしまいます

赤ちゃんや幼児期は虫歯菌や歯周病菌はあまり見られず、唾液の分泌量も多いため。それほどプラークは溜まりません。しかし学童期になると虫歯菌などを保持しているケースが多く、磨き残しによってプラークが作られてしまいます。その結果、石灰化した歯石が歯に付いてしまいます。その原因として挙げられるのが、やはりブラッシング不足です。小さな頃は保護者の仕上げ磨きがよく行われるため汚れもキレイに落とせていることが多いですが、学童期や思春期になると、親の仕上げ磨きを離れて自分でするお子さんがほとんどです。

しかし自分で上手にそして完璧にブラッシングを行うのは至難の業です。そのため汚れが残ってプラークや歯石が作られ、歯肉炎などを引きこしてしまいます。

 

子どもでも歯石が付いている場合は、歯科医院で取ってもらいましょう

歯石が付いたままでいると、やがて歯肉炎や虫歯を引き起こす可能性が高くなります。歯石が付いていたら、小さくても歯科医院を受診し、歯石を取ってもらいましょう。大人やある程度大きくなったお子さんは、超音波を使った歯石除去を行いますが、まだ小さいお子さんは器械をお口の中に入れて歯石除去はなかなか行えません。歯石そのものはついたままでもそれほど大問題にはならないため、適切なブラッシングで汚れを蓄積させないことを考えてあげて下さい。

小さいお子さんでも定期検診をしっかり受け、プラークや歯石が付いていないかどうかをチェックしてもらいましょう。

 

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変色した被せ物を変えて、口元に自信を持ちませんか?

前歯に被せ物が入っていると、素材によっては年数が経つにつれて変色してしまうことがあります。その素材とは、保険適用のもので、レジンという歯科用プラスチックです。前歯はとても目立つ場所なので、茶色っぽく変色すると人目が気になってしまいませんか?

保険適用のレジンは変色しやすい

小さな虫歯を詰める場合、白いレジンが使われます。このレジンを使った保険の被せ物が、犬歯までの範囲で適用されます。

表側が白いレジン、裏側が金属で見た目には問題ありません。作製するときは、周囲の歯の色にできるだけ合わせて作られるため、見た目も自然です。

しかし保険適用の被せ物の寿命はあまり長くなく、レジン部分が欠けて中の金属が見えたり、歯ぐきが下がることで被せ物と歯ぐきの間にプラークが溜まってしまうこともあります。

そしてレジンはプラスチックのような樹脂のため、使っていくうちに細かなキズが生じてしまいます。そこに日常の飲食物によるステインが付着するため、だんだん変色していきます。

このように、保険適用の前歯の差し歯は劣化しやすく、変色しやすいため周りの歯と比べて差が出てしまうのです。また溜まったプラークが原因で二次カリエスになりやすいこともデメリットと言えるでしょう。

 

変色や劣化しにくい素材は、コストもよい

保険適用の差し歯は安価で治療できますが、変色や二次カリエスにより再治療を繰り返していると、結局費用がかさんできます。また再治療を繰り返すたびに歯を削ることになるため、最終的に歯を失うことになりかねません。

このように、保険適用は良い部分もある反面、歯の健康にとってはマイナスな面が多い補綴治療であると言えます。

このようなマイナス面をカバーするのが、セラミックによる自費治療です。セラミック治療はたしかに費用がかかります。

しかしセラミックは表面が滑らかで傷がつきにくく、ステインが付着しにくい素材です。そのため年数が経っても劣化しにくく、作製当初の美しさを保つことが可能です。

二次カリエスにもなりにくく、長持ちしやすいこともメリットです。再治療を繰り返しやすい保険治療と比較すると、最初はコストがかかるものの、生涯にかかる歯科の医療費を考えると、実はコストに優れています。これは意外な盲点であり、つい目先の医療費ばかりを考えてしまいがちですが、セラミック治療を行うことがかえって節約に繋がることにもなるのです。

 

口元に自信を持ち、歯の健康を維持してみませんか

差し歯の変色は再治療を行うことで改善できますが、保険適用の素材では限界があります。また歯の健康にも影響が出てしまいます。セラミック素材に変えることは、審美性だけでなく歯の健康維持にも大きな役割を果たすことになります。

差し歯の変色にお悩みの方は、いちど自費治療に力を入れている歯科医院で相談してみてはどうでしょうか。

 

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子どもに多い歯肉炎

お子さんに多いお口の中のトラブルは、虫歯だけではありません。歯ぐきが赤く腫れる「歯肉炎」は、お口の中が不衛生な状態で起こります。小さなお子さんから高校生くらいまでよく見られる歯肉炎は、放っておくと大人になったとき、歯周炎になってしまうことがあります。

 

子どもは歯周病にはならないですが・・・

歯周病とは、歯肉炎そして歯周炎を含む歯周組織に起こる炎症全般のことを言います。成人の場合、一般的に「歯周病」と言われますが、正しくは「歯周炎」であり、歯肉炎との違いは炎症が歯槽骨に広がっているかどうかとなります。

子どもの場合、基本的に歯周炎には進行しないと言われています。しかしそのままにしておくと、口腔内の衛生状態が常に不潔な状態となり、将来的に歯周炎へと進行することがあります。

 

歯肉炎の原因

歯肉炎の原因は、磨き残しです。歯と歯ぐきの境目に汚れが残ったままになると、やがてプラークとなり、歯ぐきに炎症を起こします。プラークは白っぽい色をした柔かい汚れで、細菌の塊です。

また日常的に口呼吸を行っていると、お口の中が乾いて唾液が少なくなり、細菌が繁殖しやすくなります。お口がポカンと開いているお子さんは、要注意です。

 

歯肉炎の種類について

歯肉炎は、磨き残しが原因で歯ぐきに腫れや出血が起こる症状を言いますが、歯肉炎にもいくつか種類があります。

・萌出性歯肉炎・・・永久歯が生えてくるときに起こる歯肉炎です。特に奥歯が生えかけの頃は、まだ歯が歯肉に覆われており、周囲に汚れが残りがちになます。その結果歯ぐきが腫れたり、痛みを感じるなどの症状が起こります。

・思春期性歯肉炎・・・ブラッシング不足による磨き残しとそれに伴うプラークに加え、思春期に分泌されるホルモンの影響で歯ぐきが腫れてしまうことがあります。歯ぐき全体がブヨブヨと腫れて赤くなり、歯ブラシがあたっただけで出血するといった症状が起こります。

・侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)・・・かつて若年性歯周炎と言われていた侵襲性歯周炎とは、幼少期や思春期のころから発症する歯周炎です。歯を支えている歯槽骨の吸収、深い歯周ポケット数値などが特徴で、ひどいと歯の動揺も見られます。プラークの付着は少なく、遺伝が原因ではないかと言われています。

 

しっかりとしたブラッシングと定期的なクリーニングで、お子さんの歯ぐきの健康を守ってあげましょう

歯肉炎は、ブラッシング不足が原因です。小さいうちは歯磨きが上手にできないため、保護者の方の仕上げ磨きが欠かせません。また成長するにつれて仕上げ磨きを離れますが、まだまだブラッシングがうまくできないでしょう。お子さんご自身で意識して歯と歯ぐきの境目をしっかり磨くよう、助言してあげて下さい。

そして定期的にクリーニングに通われることで、お口の中の健康を維持することができます。歯肉炎だからと軽く考えず、将来のお口の健康のためにも、定期的なクリーニングに通われることをお勧めします。

 

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被せ物の周りの歯ぐき、黒ずんでいませんか?

キレイな口元とは、歯や歯並びだけでなく歯ぐきの健康も含んだ状態を指します。鏡の前で笑ったとき、差し歯や被せ物の周りの歯ぐきが黒くなっていませんか?口元の審美性を損ねるこの変色は、いったい何が原因なのでしょうか。

補綴物の周囲の黒ずみはイオン化した金属

差し歯や被せ物といった補綴物には、保険で作れるものと自費のものがあります。保険適用の場合、使用できる素材は決まっており、ほとんどの場合金属が使われることになります。

犬歯までの前歯は目立つ部位のため、表側は白いレジンが使われています。そのため見た目には大きな問題はありませんが、裏側と内部には金銀パラジウム合金という金属が使われることが条件となります。

また奥歯の場合は金属となり、大きな口を開けたときに目立ってしまいます。

これら金属を使った補綴物は年数が経つにつれて少しずつ劣化し、金属が溶け出してしまいます。溶け出した金属はイオン化し、歯ぐきに色素沈着を引き起こしてしまいます。これが、歯ぐきの黒ずみの原因なのです。

 

金属を使わない補綴物に変えることで、少しずつ改善されていきます

金属が使われている補綴物をそのままにしておくと、黒ずみは一向に解消されません。また歯ぐきも徐々に下がってくるため黒ずみとともに隙間も生じてきます。これではますます審美性が損なわれてしまいます。

歯ぐきの黒ずみを解消するためには、まず金属を使った補綴物を取り除き、金属を一切使わない補綴物に変えることが必要です。

金属を使わない素材として、セラミックがあります。ひとことでセラミックと言っても、全てセラミックで使われているものやジルコニアが含まれているものなど様々です。

金属を全く使わないため、もうイオン化することはありません。また汚れもつきにくいことから、二次カリエスにもなりにくいのが特徴です。

 

なお保険適用の穂綴物に「CAD/CAM冠」があります。この素材は金属を使っておらず、且つ安価で治療することができますが、適用できる部位に限りがあるため、前歯やいちばん奥の第二大臼歯などには使えません。

 

レーザーやガムピーリングによる色素沈着の改善

では黒くなった歯ぐきはすぐに元に戻るのでしょうか。実は歯ぐきの黒ずみは一気に解消されるわけではありません。レーザー治療やガムピーリングという治療を行って、歯ぐきをきれいに整えることで、黒ずみが解消されます。

では補綴物をわざわざセラミックなど高いものに変える必要はないんじゃないか?と思うかもしれませんが、根本的な原因を解消しなければ、歯ぐきの黒ずみは起こります。歯ぐきの黒ずみが気になる方は、まず根本的な原因を取り除き、歯ぐきをきれいに整えてキレイな口元を取り戻してみませんか?

 

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ホームホワイトニングは正しく使用しましょう

好きな時間にホワイトニングジェルを流し込んだマウスピースを装着して歯を白くするホームホワイトニングが人気を集めています。しかし、歯科医師の指示を守って行わないと、思ったような効果が得られないばかりか、思わぬトラブルを引き起こしてしまうことがあります。

こんな使い方はNG!

・装着時間を大幅にオーバーする

ホームホワイトニングに使うマウスピースの装着時間は、ホワイトニングジェルの濃度にもよりますが、30分から2時間程度と指示されることが多いと思います。

ところが早く白くしたいからと、2時間以上行うのは歯にとってよくありません。ホワイトニングジェルに含まれている成分が歯の神経を刺激し、強い知覚過敏を引き起こすことがあります。実際の体験談で、夜寝る前にホワイトニングのマウスピースを装着し、そのまま朝まで眠ってしまった結果、2日間ほどひどい知覚過敏に襲われて、痛み止めが手放せなかったそうです。7~8時間ほどホワイトニングを行っていたことになり、薬剤の成分が歯の神経に影響を与えてしまったと考えられます。

・マウスピースを使わず、直接ホワイトニングジェルを歯に塗布して過ごす

綿棒のようなもので歯に直接ホワイトニングジェルを塗布するというケースもあるようです。この方法はあまり効果的ではありません。と言うのも、ホワイトニングジェルが口腔内の水分によって流れ、しっかりと歯に薬剤が浸透しないためです。マウスピースで歯を覆うことでホワイトニングジェルが行き渡り、唾液などの水分でも流れることがなく歯の色素を分解してくれるからこそ効果が出るのであり、ホワイトニングジェルが流されるような方法では効果は半減してしまいます。

またホワイトニングジェルが歯ぐきや唇などの粘膜に付いてしまうと、薬剤の刺激でヒリヒリしてしまいます。

 

ホームホワイトニングは自己責任、自己管理の下で正しく行うことが大切

オフィスホワイトニングは、歯科衛生製などのスタッフに手によって全て行われ、患者さんは特になにもする必要はありません。

しかしホームホワイトニングは、自らの責任の下で行わなければいけません。歯科医師や歯科衛生士に指示されたことはしっかりと守らないと、歯がキレイに白くならないばかりか、知覚過敏などの痛みを伴ってしまいます。つまりホームホワイトニングは自己責任なのです。

早く白くしたいから、マウスピースに薬剤を流し込むのが面倒だからなどという理由で勝手に自己判断してしまうと、歯に深刻なダメージを与えてしまうこともあるため、ホームホワイトニングは、歯科医師の指導をきちんと守るようにしてください。

 

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