はぴねす歯科

月別: 2019年9月

噛み合わせのズレで顔が歪む?

口元は目元と同じくらい、いやそれ以上にその人の印象を決定付けます。歯並びの乱れはそんな第一印象に大きく影響しますが、噛み合わせがズレていることで、顔が歪んでしまうなど、顔つきまで変わることがあると言われています。

不正咬合は横顔にも現れます

口元のコンプレックスは、乱れた歯並びだけではありません。出っ歯や受け口、突出した口元などは、前から見ただけでなく、横顔にも現れます。横顔の美しさは「Eライン」と呼ばれる線がひとつの基準となります。Eラインとは、あご先から鼻先まで直線で結んだ線の事で、この線が真っすぐなほど、美しい横顔というひとつの判断基準となります。

例えば出っ歯の方の横顔は、口元が前方へ突出しており、Eラインから外れてしまいます。反対に受け口の方は、前から見るとあまりわからないかもしれませんが、下顎が突き出ており奥歯の噛み合わせもズレてしまっているため、Eラインが大きく崩れてしまいます。上下ともに前方へ出て顎がないように見える、もっさりとした口元も同じことが言えます。

このように、歯並びの乱れだけでなく、噛み合わせの異常である不正咬合は、正面からの見た目だけでなく、横顔にも現れます。

 

噛み合わせのズレが、顔の歪みや顎の病気の原因になることも

歯並びの乱れだけでなく、噛み合わせのズレも見た目に響いてしまうことがあります。正しく噛むことができないと、顎の発達に影響が出てしまいます。そのため歪みが生じ、顔の形が悪くなることがあります。

また噛み合わせに偏りが出てしまうため、筋肉のバランスが崩れて片側の筋肉が硬直して口元が歪んでしまったり、フェイスラインが崩れたりする原因にもなりりかねません。

そして噛み合わせの異常はストレスを招き、就寝中に食いしばりや歯ぎしりといった異常行動が行われ、顎の関節に過度な負担がかかり、最悪の場合、顎関節症を引き起こしてしまう恐れがあります。

 

歯列矯正を行うことで、歯並びだけでなく噛み合わせのズレも改善が可能です

噛み合わせのズレは、歯並びの悪さよりも深刻な症状を引き起こすことがあります。見た目的には歯並びの悪さのほうが気になるかもしれませんが、不正咬合をそのままにしておくと、将来的に歯にダメージが加わる可能性も否定できません。

不正咬合を改善するためには、歯列矯正が治療の選択肢となります。歯並びの乱れだけでなく噛み合わせのズレも改善し、お口の健康を維持してみてはいかがでしょうか。

 

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ホワイトニング前に済ませておくべきことについて

 

歯に薬剤を塗布して歯を真っ白にするホワイトニングの人気が高まっています。しかし、どんな方でも施術できるわけではありません。被せ物や抗生物質による変色はホワイトニングでは白くできないことはよく知られていますが、虫歯や歯周病がある場合でも、ホワイトニングはできないのでしょうか。

施術前の歯科医師の診察でチェックされることとは

歯科医院で受けることができるのは、オフィスホワイトニングおよびホームホワイトニングで、医療機関しか扱うことのできない薬剤を用いて歯を白く仕上げます。初めてホワイトニングを受ける際、必ず歯科医師が診察し、歯やお口の中に異常がないかどうかをチェックします。この事前の診察の時に虫歯や歯周病が見つかった場合、すぐにホワイトニングができないことがあります。と言うのも、ホワイトニングの薬剤が虫歯や歯周病に影響を与える可能性があるからです。

では虫歯や歯周病があったら、絶対にホワイトニングができないということはありません。もし虫歯や歯周病が確認された場合、先に虫歯治療および歯周病治療を済ませてからホワイトニングを受ける流れとなります。

しかし重度の歯周病の場合、症状が悪化する可能性が高いため、ホワイトニングが出来かねる場合もあります。

またひどい知覚過敏も、ホワイトニングは難しいでしょう。施術前にしみ止めを塗布してから行うこともありますが、知覚過敏の症状が強い方は、事前に歯科医師に伝えたほうがベターです。

歯の根元が下がっている場合も、しみる症状が出るかもしれないので注意が必要です。

 

事前に歯石除去やクリーニングを済ませておくことも

口腔内に特に問題がない方や、虫歯治療などを終えてホワイトニングを行える状態になった方は、事前に歯石除去やクリーニングを行うことがあります。もし歯石が付いているとプラークも溜まりやすく、せっかくホワイトニングで白い歯に仕上がっても、歯周病になる可能性があります。

またホワイトニングの効果を高めるために、コーヒーやタバコのヤニなどの着色をきれいに落とすため、クリーニングを行うこともあります。クリーニングは歯の表面に付いた着色を落とし、歯本来の色を蘇らせます。そのうえでホワイトニングを行うと、よりきれいで白い歯を実感できることでしょう。特にタバコのヤニは頑固にこびりついているため、まずクリーニングで落としておくことをお勧めします。

安心してホワイトニングを受けるためには、歯科医師による診察がとても重要なのです。

 

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セラミック治療の失敗例について

セラミック治療で白い歯を手に入れたのに、なんだか調子が悪い、他の歯と長さが違う、根元が出てきた・・・このような症状は、残念ながら治療がうまくいっておらず、失敗やトラブルを招いてしまった状態です。せっかく白い歯を手に入れたのに、これでは気分も滅入ってしまいますよね。今回は、セラミック治療の失敗例を挙げてみることにします。

セラミック治療の失敗例

ではセラミック治療の失敗とは、どのような状態を言うのでしょうか。具体例を挙げてご紹介します。

・歯の長さが不揃い・・・セラミックで治療を行っても、全体の歯の長さが揃っていないと、見た目にあまりキレイとは言えません。特に前歯や犬歯の場合、長さが不揃いだと非常に目立ってしまいます。

・セラミッククラウンの適合が悪く、根元に炎症が起きている・・・セラミッククラウンを入れたものの、なんとなく歯ぐきの辺りが痛い、歯ぐきが腫れているといった症状があるときは、セラミッククラウンの適合が悪いことが考えられます。炎症が強く出ているときは、セラミッククラウンを外して根管治療や歯ぐきの治療を行うことがあります。

また歯と歯ぐきの間に食べかすや汚れが溜まり、歯ぐきが腫れてしまうこともあります。

・色調の失敗・・・被せ物を作るとき、同時に歯の色調も選びます。隣接する歯の色に最も近い色調を選びますが、極端に白すぎたり、逆に暗めの色を選んでしまうと、笑った時に歯の色が不揃いに見えてしまいます。

例えばホワイトニングでは白くならない、神経を取った歯の根元の黒ずみの場合、変色した歯の色に合わせて被せ物を作ると、全体的な歯の色のバランスが悪くなることがあります。

このように、いくらセラミック治療を行って白い歯を手に入れても、全体のバランスが悪いと非常に見栄えの悪い口元になってしまいます。

 

セラミック治療で大切なことは、全体のバランスが整っていること

白く美しく、二次カリエスにもなりにくい優れた素材のセラミック。そんなセラミックを使った治療できれいな歯を手に入れても、セラミックの歯だけ長かったり、そこだけ浮いたような不自然な白さだったりすると、「いかにもそこだけセラミックで治しました」といった感じが否めません。そのため全体のバランスが悪くなり、かえって不自然です。

セラミック治療を希望する場合は、セラミック治療を専門としている歯科医院を選ぶことが大切です。セラミック治療で失敗しないためにも、歯科医院選びは慎重に行うようにしましょう。

 

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マウスピース矯正で気を付けるべきこととは?

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と比べると目立たず歯並びを整えることができることから注目を集めている矯正治療法です。また食事や歯磨きの際、取り外しができるため、取り扱いしやすいことも魅力の一つです。しかし、マウスピース矯正は案外虫歯リスクが高いことをご存じでしょうか。

なぜマウスピース矯正は虫歯リスクが高いのか

ワイヤー矯正と比べると、マウスピース矯正は歯磨きがしやすく、プラークコントロールも行いやすいため虫歯リスクは低いと思われることでしょう。しかし、これはあくまで「歯磨きがきちんとできている」ということが前提だということです。言い換えれば、ブラケットやワイヤーといった矯正装置がついているため歯磨きがし辛いワイヤー矯正でも、きちんと歯磨きができていてプラークコントロールが行えれば、虫歯リスクは低いということです。

更に言い換えれば、どれだけ歯磨きやしやすく、取り扱いやすいマウスピース矯正でも、歯磨きがきちんと行えず汚れが残ったままだと、虫歯になってしまうのです。

実際、マウスピース矯正を始める前は虫歯ひとつなかった方が、マウスピース矯正を始めて、大臼歯にこれまではなかったCO(歯の表面が少し溶けている脱灰状態)になってしまった症例があります。COになってしまった原因として考えられるのは、食事や間食をしたあと、歯磨きをせずにそのままマウスピースを装着していたため、歯の溝食べかすが残ったまま数時間マウスピースによってフタをされていたことです。そこへ口内細菌も一緒に閉じ込められるため、エナメル質が溶けてしまったと推測されるのです。

唾液は食べかすや細菌を洗い流す効果がありますが、マウスピースをした状態では唾液はマウスピースの中にほとんど入り込みません。そのためプラークコントロールをきちんと行わないと、虫歯になる可能性が高くなってしまうのです。

食べたあとは、必ず歯磨きやうがいをしておくこと

マウスピース矯正は便利な反面、出先で飲食をした際にきちんと歯磨きをしなければこのような虫歯リスクが生じてしまいます。面倒と思うかもしれませんが、きれいな歯並びを手に入れるためには健康な歯であることが絶対条件です。装置ケースを持ち運ぶとともに、携帯用の歯磨きセットも必ず一緒に持ち歩き、飲食のたびに歯磨きをする習慣をつける必要があります。どうしても無理なときは、口をゆすいで食べかすをきちんと洗い流しておきましょう。

またマウスピース本体もきれいに洗い流し、一日一度は専用の洗浄剤を使って清潔にしておきましょう。

 

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乳歯もしっかりプラークコントロールを!

乳歯は噛むという、非常に大切な役割を果たすための感覚を身に付けるとても重要な時期です。また歯並びにとっても、乳歯は永久歯が生えるためのスペースを確保する役目を持っているため、乳歯は大切にしなければいけません。

乳歯の時期に最も気を付けなければいけないのは虫歯

お口の中の代表的なトラブルといえば、虫歯です。虫歯は歯が生え始めた頃から永久歯に至るまで、幅広い年代で起こります。

特に乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く脆いため、虫歯になるとあっという間に症状が進行してしまいます。「どうせ抜けるから」と軽く考えていると、のちに生えてくる永久歯にも悪影響が及び、お子さんが辛い思いをするかもしれません。というのも、乳歯が虫歯だらけの場合、お口の中に虫歯菌が多く存在していることが考えられるためです。乳歯の時期に虫歯がたくさなると、生え変わった永久歯も虫歯リスクが高くなってしまいます。

また早期に乳歯が抜歯となった場合、永久歯の歯並びががたがたになってしまうことも考えられます。と言うのも、支えを失った両隣の乳歯は、隙間を埋めようとしてだんだん傾いてしまうため、永久歯のスペースがなくなってしまいます。その結果、永久歯が正しい位置に並ばずにガタガタになってしまうのです。

虫歯になりやすい部位について

1歳から3歳くらいまでは、上の前歯や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目に汚れが残りやすくなります。

2歳から5歳以降は、奥歯の噛み合わせの溝に汚れが溜まりやすく、そこから虫歯になってしまう可能性が高くなります。

お子さんの虫歯予防のポイントは、仕上げ磨きと定期健診

色々な食べ物を食べるようになると、甘いお菓子やジュースなども口にするようになるものです。虫歯の原因のひとつに、砂糖の過剰摂取が挙げられます。お子さんが自分でお菓子やジュースのコントロールを行うことは、なかなか難しいものです。まずはお菓子やジュースの与え過ぎにに注意し、いつまでもだらだらと長時間甘いものを口にしないように与えてください。

また保護者の仕上げ磨きがプラークコントロールになります。お子さんが自分でしっかりと磨けるようになるまでは、保護者の方の仕上げ磨きが欠かせません。できれば小学校の間は仕上げ磨きをしっかりと行ってあげることが、家庭でのプラークコントロールの基本となります。

またお子さんの定期健診も大切です。定期健診を受診することで、フッ素塗布を行い、虫歯を予防することができます。また定期健診を受けていると、もし虫歯になっていても、早く治療をすることでお子さんの負担も軽くなります。

たかが乳歯と思わず、保護者の方がしっかりとプラークコントロールを行ってあげましょう。

 

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