仮歯のまま長期間過ごすことのリスクについて|【豊中市(緑地公園駅前)の歯医者・歯科|はぴねす歯科】
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コラム

仮歯のまま長期間過ごすことのリスクについて

治療の内容によっては、治療途中で仮歯を作製し、補綴物が出来上がるまでの間、仮歯で過ごす期間があります。仮歯には色々な役目があり、場合によっては1か月程度仮歯で過ごさなくてはいけないこともありますが、中には仮歯での生活に全く支障がなく、むしろ「調子が良い」と感じる方もいらっしゃいます。しかし仮歯のまま長期間過ごすことで、リスクも生じてきます。

仮歯の役目とは?

仮歯は、ほとんどの場合、虫歯治療で使う素材と同じ樹脂で作製されるもので、セラミッククラウンなどの補綴物を作製している間や、抜歯後の歯ぐきの治癒期間中などに使用されます。

では仮歯にはどのような役割があるのでしょうか。

・前歯の治療中、審美的な要素を補う役割・・・セラミッククラウンなどの補綴物は、型取りから作製まで1週間程度期間を要します。特に前歯の補綴治療が必要になった場合、土台のままで過ごすことになり、審美面を大きく低下させてしまいます。

・歯がない部分の噛み合わせを補う役割・・・抜歯などで歯を失ってしまった場合、噛み合わせに影響が出てしまうため、噛み合わせに大きな変化が出ないために仮歯を装着することがあります。

・歯がない部分のスペースを補う役目・・・噛み合わせだけでなく、隣り合った歯が倒れて歯のスペースが狭くならないようにする役目があります。土台のまま長期間そのままにしておくことで両隣の歯が倒れてくると、型取りをした補綴物が入らなくなる恐れがあるため、仮歯を入れてスペースを確保します。

 

仮歯で長期間過ごすことのデメリットやリスク

では仮歯で長期間過ごすことで、どのような問題が起きてしまうのでしょうか。

・取れやすい・・・仮歯の接着剤は接着力が強くないものを使用します。と言うのも、仮歯は取り外すことを前提として一時的に接着しているため、しっかり取り付けると、取り外しに時間がかかり、患者さんも辛い思いをしてしまうこtがあるからです。敢えて接着力が強くないものを使用することで、仮歯が取れやすくなっています。取れた仮歯は再接着できますが、中には何度も取れてしまう方もいらっしゃいます。

・長期間使用することで審美性が低下する・・・長期間使用すると、仮歯にステインや細菌が付着し、審美性を大きく損ねてしまいます。

・虫歯リスクがある・・・歯と仮歯のすき間から虫歯菌が入り込み、虫歯になるリスクが生じてしまいます。

補綴物が出来上がったら、速やかに受診しましょう

このように、仮歯はあくまでも一時的な治療に過ぎません。仮歯のまま長期間過ごしてしまうことで、お口の中のトラブルが生じてしまうこともあるため、補綴物が出来上がったら、速やかに受診し、しっかりとした補綴物で審美性とお口の健康を維持しましょう。

 

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