はぴねす歯科

作者別: ryokuchi

お子さんの歯の白濁、放っておいても大丈夫?

一般的にお子さんの歯は歯質が弱く、酸に溶けやすい、つまり虫歯になりやすいという特徴があります。その前段階として、歯の表面が溶けて白く濁りますが、この状態を放っておいても大丈夫なのでしょうか。

歯質が薄い時期は酸に溶けやすい

乳歯や生えたばかりの永久歯はエナメル質が薄く、酸にとても溶けやすくなっています。そのため虫歯になりやすい食生活を送っていると、あっという間に虫歯に進行してしまいます。成長するにつれエナメル質はしっかりしてきますが、乳歯や生え変わったばかりの永久歯が虫歯にならないよう、注意して過ごす必要があります。

虫歯の前段階「脱灰」についえ

虫歯は、歯の表面のエナメル質が酸によって溶けてしまう病気を言います。虫歯と聞くと、歯が真っ黒になったり溶けて穴が開いている状態が思い浮かぶかもしれませんが、虫歯になったからといって、すぐにこのような状態になるわけではありません。虫歯になる前に、歯の表面が酸によって溶ける「脱灰(だっかい)」という状態になります。歯の表面のミネラル質が溶けてしまうことで、他の歯に比べて白く濁ることが特徴です。

脱灰は穴が開いておらず、虫歯のごく初期段階のため痛みやしにるといった症状はありません。検診などで初めて発見され、要観察歯として指導されます。

脱灰と言われたらどうする?

歯の表面のエナメル質が溶けて白く濁る脱灰は、前歯ならまだ気づきやすいですが、奥歯になるとご自身や保護者の方が見つけるのは非常に困難です。特に奥歯の咬合面などは溝があるため見にくく、歯科検診や他の歯の治療の際に見つかる子tがほとんどです。

では脱灰状態になっていると言われたら、削って治療をするのでしょうか。脱灰の状態の場合、削って治療をすることはありません。脱灰が進んで虫歯に進行しないよう、フッ素塗布を行って様子を見ることがほとんどです。またご家庭での丁寧なブラッシングが欠かせません。フッ素入りの歯磨き剤を使い、定期的に検診を受けることで虫歯に進行しないよう様子を見ます。

虫歯は、毎日の食生活によって作られてしまいます。歯磨きとフッ素をすれば絶対に防げるというものではありません。砂糖をたっぷり含んだ飲食物の多量摂取や、回数、時間を決めずにだらだらと食べ続けることが、虫歯に進行する原因です。また歯質が弱いため、虫歯になるとあっという間に進行し、大きな穴が開いてしまってお子さんは痛がります。いちど虫歯になると治療も大変になります。脱灰は様子見とはいえ、虫歯に進行しないよう、気を付けて過ごすことが大切です。

 

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年齢を重ねるからこそ気を付けたい、歯の色

歯の色は、年齢を重ねるにつれてだんだん黄ばみやくすみが増してきます。歯の色の変化は、実際の年齢よりもさらに上に見られがちなのです。では歯の色を改善することで、何か変化が起こるのでしょうか。

歯の黄ばみやくすみは年齢を重ねた証

若いころはそれほど気にならなかったのに、最近歯の色が汚くなってきて、人前で笑うのが恥ずかしい・・・こんな経験をした方はいらっしゃいませんか?歯は年齢を重ねるにつれ、だんだん黄ばみが増してきます。歯の表面は固いエナメル質で覆われていますが、内部の象牙質はやや黄色味を帯びた色をしています。年齢を重ねるにつれ象牙質の色が濃くなり、濃い褐色のようになってしまいます。歯が黄ばんで見えるのは、内部の象牙質の色が濃くなったためと考えられます。

また変色もしやすく、歯の汚れとともに歯の被せ物も変色してきます。セラミッククラウンやジルコニアクラウン、古くはメタルボンドといったセラミック系の被せ物は比較的変色しにくい素材ですが、前歯の保険の差し歯は表面がレジンで作られているため、月日が経つにつれてだんだん差し歯の表面に細かな傷が生じてしまいます。そこに着色や汚れ、細菌などが付着することで変色となって表れてきます。白く美しい歯は口元をキレイに見せるとともに、実年齢より下に見られることのふが圧倒的に多いのです。しかし月日が経ってご自身の歯や被せ物の色が悪くなってしまったら、できるだけ早く歯科医院を受けたほうがよいでしょう。

歯を白く美しくするならホワイトニングかセラミッククラウン

歯の色を白くする方法は、主に2種類です。ひとつはホワイトニングで、もうひとつはセラミック治療によるセラミックの被せ物に変えることです。

ホワイトニングは、ご自身の歯をさらに白く美しく仕上げることです。歯科医院で扱うホワイトニングジェルを歯に塗布して熱を加え、象牙質内部の歯の黄ばみを分解して真っ白に仕上げます。なおホワイトニングは被せ物には効果がなく、ご自身の歯のみに変化が起こります。

セラミッククラウンは、ホワイトニングでは白くならない歯、つまり汚れて劣化した人工の被せ物をセラミック系の被せ物に変える治療法です。セラミッククラウンは汚れが付きにくく変色しにくいため、長期にわたって白さをキープすることが可能です。

ホワイトニングとセラミック治療、どちらを行っていいかわからない場合は、歯科医院に相談してみましょう。ご自身の歯の状態に合わせて、どの方法で歯をきれいにするのが最良の結果を手に入れることができるのか、相談することで治療法が変わってきます。

白く美しい歯は、実年齢よりも若々しく清潔感に溢れています。年だから、と諦めず、歯を白く美しく整えて、生き生きとした毎日を送ってみませんか?

 

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虫歯ではないのに歯が溶ける?

歯が溶ける病気と言えば、ほとんどの方が虫歯を思い浮かべることでしょう。虫歯は虫歯菌が出す酸によって歯が溶けてしまう病気ですが、虫歯でないのに歯が溶ける病気があることをご存じでしょうか。

歯は「酸」によって溶ける

歯は硬質なエナメル質で覆われており、人体の中で最も固い部位であると言われています。このエナメル質を溶かしてしまう物質は「酸」です。歯は酸によって溶けてしまうため、虫歯菌が出す酸で歯が溶けることにより虫歯になってしまうのです。

しかし、虫歯でないのに歯が溶けてしまう病気があります。それは「酸蝕症(さんしょくしょう)」と呼ばれる病気で、飲食など外部から取り込まれた酸により歯が溶けてしまうトラブルのことであり、最近急増していると言われています。

ではなぜ最近酸蝕症が増えているのでしょうか。考えられることは、清涼飲料水や炭酸水などの摂取量の増加、ワインやクエン酸など、健康を重視するための摂取量の増加、、食べては吐く摂食障害や逆流性食道炎などが考えられます。つまり酸性の強いものをたくさん取ることで歯の表面が酸によって溶けていく「脱灰」が続くためにエナメル質が溶けてしまうのです。

よくあるのが、歯を白くしたいからとレモンの輪切りを歯に乗せて漂白効果を期待する、という間違った自己流の方法です。レモンなどの柑橘類は酸性が強く、長時間摂取することで歯の表面がだんだん溶けてしまいます。

また心因性による酸蝕症も増えてきています。食べては吐く、過度なダイエットを行うことで歯が溶けてしまいます。というのも、胃酸は酸性が非常に強く、歯を溶かしやすくしてしまうためです。逆流性食道炎も同じで、胃液が逆流することで歯が酸に覆われてしまうのです。

酸蝕症の症状が続くと、エナメル質が薄くなり、神経を覆っている象牙質がむき出しになってしまいます。その結果、冷たいものが沁みる、さらに症状が進むと、熱いものまで沁みるようになり、神経を取り除かなければならなくなってしまいます。

 

酸蝕症の治療法について

酸によってエナメル質が溶け、象牙質が露出した状態になると、治療が必要となります。治療法としては、症状が軽い場合はレジンを使って充填します。しかし欠損部分が大きく深くなると、レジンでは対応が難しくなり、セラミッククラウンなどの被せ物による治療でないと症状を抑えることができなくなります。さらに全ての歯が酸蝕症になってしまっている場合、フルマウスレストレーションという大掛かりな治療が行われることになります。

このように、酸蝕症は虫歯でなくても歯が溶けてしまうやっかいな病気です。普段から酸を摂り過ぎないないように気をつけることが予防法と言えるでしょう。

 

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ホワイトニングは保険が効かない?

ホワイトニングジェルを塗布して歯を真っ白に仕上げるホワイトニング。口元の審美志向が高まる中、歯を白くして口元を美しく仕上げるホワイトニングが人気を集めていますが、ホワイトニングは保険が効かないのです。

歯科治療における保険適用とは?

私たちは、歯科や医科を受診するときに健康保険証を受付で提示します。その際、健康保険適用の治療であれば、大人の場合3割負担の金額を窓口で支払います。これは、病気やケガなど傷病名が付いた際に、保険を使うことができることになります。

では歯科治療における保険適用範囲はどこまでなのでしょうか。例えば虫歯治療や歯周病治療などは「歯および歯ぐきの病気のため、その治療として保険が適用になる」ということになります。つまり歯科治療では、最低限の機能を取り戻すために安い治療費で治療を受けることができるのです。

しかし、審美性を求めた治療となると、保険が適用にならず自費治療になります。歯列矯正やインプラント、セラミック治療などはより機能と審美性を高めた治療となるため、自由診療となるのです。ホワイトニングも治療目的ではなく、審美目的となるため保険適用とはならず、自費治療となるのです。

保険適用で歯を白くしたいと思ったら?

ホワイトニングは高いから保険で何とか歯を白くできないのか?とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。ホワイトニングは完全に自費治療となるため、金額は高くなります。そのため保険適用で歯を白くしたい場合、選択肢は歯のクリーニングになります。歯のクリーニングには保険適用のものと自費治療があり、保険適用の場合は当然ながら病名が必要となります。また歯周病治療の一環として、歯周ポケットの検査が行われます。内容は自費のクリーニングと比べると、使えるペーストなどに制限があり、最低限の内容で行われることになります。

それでもペーストを使って歯の表面に付いたステインを取ることで、歯本来の色を取り戻すことができます。

自費のホワイトニングと保険適用のクリーニングを上手く組み合わせてみても

ホワイトニングは一度の施術費用が高くなり、コースを組むとかなり高額になります。それでも歯を白くきれいにしたい場合、オフィスホワイトニングを半年にいちど受け、その間は保険適用のクリーニングをうけることで一定の白さをキープすることができるかもしれません。また着色を落とす効果の高い歯磨き剤を使うことも、ステインの付着を遅らせる効果が期待できます。

ホワイトニングとクリーニングを上手く使って、最も効果的な方法で健康的で美しい歯をキープすることで、笑顔に自信を持つことができるでしょう。

 

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歯の隙間が気になって思いっきり笑えない…改善法はあるの?

口元に関するお悩みは人それぞれ違います。特に前歯の場合、笑った時にとても目立つ部位でもあります。前歯のお悩みは歯並びという方はとても多いかと思いますが、前歯や全体的な歯の隙間に悩む方も実は多いのではないでしょうか。

歯と歯に隙間ができる原因

一般的に「すきっ歯」と呼ばれることが多い歯の隙間は、専門的に「空隙(くうげき)しれつ」と言います。また前歯の真ん中の隙間を「正中離開(せいちゅうりかい)」と言います。隙間の広さは人それぞれで、わずかな隙間の方、かなり全体的にかなり隙間がある方など色々です。では歯に隙間ができてしまう原因は何でしょうか。

・元々の歯が小さい(矮小歯)・・・顎の大きさに対し、永久歯が小さい場合、スペースが余ってしまうために歯と歯の間に隙間ができてしまうことがあります。

・先天性欠損・・・生まれつき永久歯の数が少ない先天性欠損の場合もスペースに余裕ができてしまうため、隙間ができる原因となります。

・上唇小帯(じょうしんしょうたい)の位置によるもの・・・上唇から歯ぐきに繋がっているヒダの部分を「上唇小帯」と言いますが、この部分が過剰に発達することで通常の位置よりも伸びてしまっている場合、前歯の隙間(正中離開)になることがあります。

歯の隙間を放置することで起こることとは?

歯の隙間は見た目に影響するため、まず見た目のコンプレックスを抱く方がほとんどです。しかしそれ以外にも日常生活に影響が出てしまうことがあります。

・食べ物が詰まりやすい・・・歯に隙間があると、繊維質のものを含んだ食べ物が挟まりやすくなります。

・発音が不明瞭・・・歯の隙間から空気が漏れて、発音が不明瞭になりがちです。特にサ行にその傾向が強く、相手に伝わりにくく感じてしまうこともあります。

歯の隙間を改善する治療法とは

そのままにしておいても、審美的にも日常生活を送る上でもあまりメリットはありません。では歯の隙間を改善する方法として、どんな治療法が挙げられるのでしょうか。

・歯列矯正・・・最もオーソドックスな治療法です。ワイヤーを使って歯を動かし、隙間を埋めることで症状やコンプレックスを改善できます。一般的なメタルブラケットの他、目立たないホワイトセラミックやホワイトワイヤー、裏側矯正を選択することで目立たず治療をすることができます。また取り外し式のマウスピース矯正でも隙間を埋めることができます。

・ダイレクトボンディング・・・隙間が狭い場合、審美用レジンを使って隙間を埋めることができます。樹脂を隙間に流し、光を当てて固めることで、歯と一体化することができます。

・セラミック治療・・・歯を少し削り、その上からセラミッククラウンを被せる方法です。見た目は美しいですが、歯を削ることでリスクを背負うことになります。

どの治療法になるかは、担当医とよく相談を

気になる歯と歯の隙間を改善する治療法をご紹介しました。改善法はいくつかあるため、どの治療法が適しているかはご自身の歯の隙間の状態によって異なります。担当医とよく相談し、最も適した方法で気になるコンプレックスを解消して生き生きとした笑顔で毎日を過ごしてみませんか?

 

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小児矯正、第一期とはどんな治療をするの?

お子さんの歯並びを整える矯正治療には、第一期と第二期があります。「歯列矯正はあのギラギラ光る矯正装置では?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。では小児矯正における「第一期治療」とは、どのような治療のことでしょうか。

第一期治療とは、正しい歯列へ導くための「骨格を整える」治療

歯並びが悪くなる原因のほとんどは、永久歯が正しい位置に並ばないことにあります。永久歯が正しい位置に並ばないと、デコボコした歯並びになってしまいます。この原因の多くは、後から生えてくる永久歯の大きさに対して、顎の骨が狭いということが挙げられます。

第一期治療では、いきなりブラケットとワイヤーによる治療は行われません。取り外し式の装置を使って顎の骨を広げ、永久歯が正しい位置に並ぶための土台作りを行う治療です。

第一期治療(床矯正)の特徴

第一期治療は、一般的に床矯正(しょうきょうせい)と呼ばれており、取り外し式の装置を使って顎の骨を少しずつ拡大していきます。

床矯正を始める時期は、永久歯と乳歯が混在する頃です。乳歯が全て抜けきった後でも床矯正は可能ですが、将来的な歯並びに問題が出るかも、と言われるのは、だいたい乳歯が抜け始めるころです。また全て乳歯の場合でも、乳歯の間に隙間がまったくなく、きっちりと生え揃っている場合にも床矯正を勧められることもしばしばあります。床矯正の装置の真ん中に小さなネジがついており、毎週決まった角度でネジを回して装置を広げていきます。装置を広げるごとに顎の骨も少しずつ広がり、永久歯列が正しい位置に並ぶことが期待できます。

床矯正による矯正の特徴として、まず抜歯をすることはないことです。抜歯は、小さなお子さんにとってストレスになる場合があります。また歯が生え揃ったあとに歯列矯正を行う場合、健康な小臼歯を抜く場合があります。せっかく生えてきた永久歯を抜くのはためらいがあることでしょう。これに対し床矯正は、歯を抜くことなく顎の骨を広げていくため、ある程度きれいな歯並びに整えることが可能なのです。

デメリットとしては、ネジを回すのを忘れてしまうこと、学校などで友達とぶつかったりすることで装置が壊れてしまう可能性があることです。

ネジの巻き忘れはご家庭で工夫し、学校などで起こるアクシデントによる破損の場合、装置の修理が可能です。ただし口をぶつけてしまったら、装置で怪我をする可能性もあるため、くれぐれも注意して過ごしてもらって下さい。

第一期で歯並びを整えた後に第二期できれいに揃えます

第一期、つまり床矯正である程度きれいに整えた後、もう少し調整が必要な場合は第二期治療に移ります。第二期治療では歯の表面にブラケットをつけたワイヤー矯正や、マウスピース矯正によって、よりきれいに歯並びを整えていきますが、中には第一期治療で非常に良い結果を得る場合もあります。この場合、第二期治療に進まず、リテーナーをつけて後戻りを防ぐことになるでしょう。

お子様の歯並びについて心配事がある場合は、できるだけ早めに歯科医院へ相談されることをお勧めします。

 

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自費のセラミックは、すべて同じ素材なの?

白く滑らかで、耐久性が良いセラミック素材。二次カリエスのリスクも低く、機能性と審美性に優れており、セラミックによる補綴治療を希望する方が増えています。ところでセラミックによる補綴物は、全て同じものなのでしょうか。

セラミックの種類は色々

一言でセラミックと言っても、セラミックを使った補綴物には色々な種類があります。ではセラミックを使った補綴物には、いったいどんな種類があるのでしょうか。

・オールセラミック・・・全てセラミックで作られているもの。白く滑らかで汚れが付きにくく、審美性にとても優れています。細かな色調に合わせられるため、周りの歯の色と合わせることでとても自然な仕上がりになります。強度に若干不安があるため、前歯で使用されることがほとんどです。

・ジルコニアセラミック・・・ジルコニアは「人工ダイヤモンド」と呼ばれるほど強度に優れています。セラミックの粒子にジルコニアを混ぜることで、オールセラミックに不足している強度を補うことができます。またセラミックが使われていることで、自然な美しさを再現できるため、強度と審美性に優れた補綴物と言えます。前歯、臼歯部どちらにも使われます。ネックは価格です。ジルコニアセラミックは一般的にオールセラミックよりも価格設定が高めです。

・オールジルコニアクラウン・・・全てジルコニアで作られている補綴物です。ジルコニア単体は審美性にやや劣り、人工的な白さが否めません。しかし強度に大変優れているため、最も噛む力を必要としている大臼歯に使われることが多いようです。なおジルコニアは保険で使われる銀歯(金銀パラジウム合金)よりも強度が強いと言われています。

・メタルボンド・・・金属のフレームにセラミックを焼き付けた補綴物です。セラミックを使った補綴物では歴史が古く、安心して使用できる補綴物です。メタルボンドは内側が金属のため、強度に優れています。またセラミックを焼き付けていることから審美性にも優れていますが、内側の金属により、ややくすんだ白さに思う方もいらっしゃるかもしれません。また歯ぐきが下がってくると内部の金属が見えてしまうため、経年による審美性が低下してしまうことがあります。また金属アレルギーがある方には不向きです。

・ハイブリッドセラミック・・・レジンとセラミックを混ぜたものです。金額が他のセラミックよりもやや安価ですが、レジンが使われていることでやや汚れが付きやすく、変色しやすいことが難点です。

その他にもe-maxなど歯科医院によって取り扱っているセラミック系の補綴物は様々です。それぞれの素材をよく理解し、どの補綴物が最もご自身にあっているのか歯科医師とよく相談してきれいな歯を取り戻しましょう。

 

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マウスピース矯正の意外な落とし穴

目立たず矯正治療を行えるマウスピース矯正は、取り外し式で食事や歯磨きがしやすく、お手入れもしやすいことから人気を集めています。マウスピース矯正は、一般的なワイヤー矯正に比べてお口のケアをしやすいのですが、意外な盲点を持ち合わせているのです。

ワイヤー矯正と比べてお口の中のケアを行いやすいはずが・・・

矯正治療中は、虫歯や歯肉炎にならないよう、念入りなケアが必要です。特にワイヤー矯正は固定式で、ブラケット周りに汚れやプラークが付きやすく、ワイヤーが通っていることでデンタルフロスも通りにくいため、プラークコントロールが難しいとされています。

これに対しマウスピース矯正は、歯磨きの時にマウスピースを取り外して歯磨きを行えるため、プラークコントロールしやすいことが特徴の一つです。

しかし、プラークコントロールしやすいはずのマウスピース矯正は、実は虫歯リスクも決して低くないのです。ワイヤー矯正に比べるとずっとお口の中のケアをしやすいはずですが、これはどういったことなのでしょうか。

 

飲食後すぐにマウスピースを付けることによる虫歯リスク

家庭内では食後の歯磨きは行いやすいですが、外食やカフェで甘いものを食べたあと、ついうっかり歯磨きセットを忘れて、仕方なくそのままマウスピースを装着する、という経験をしたことはありませんか?飲食後必ず歯磨きを行うことが、虫歯リスクを低減させてくれるのですが、歯磨きセットを忘れてしまった場合、ついそのままマウスピースをはめてしまうことはありませんか?

お口の中には常に唾液で潤っており、細菌を洗い流す役目を持っています。つまり唾液が虫歯菌や歯周病菌を洗い流すことで、発症リスクを低減させているのです。

しかし食後すぐにマウスピースをはめてしまうと、食べかすや細菌を洗い流さないままマウスピースをはめてしまうので、結果的に虫歯菌をマウスピースで閉じ込めてしまうことになるのです。そのためマウスピースで塞がれた歯の表面が少し溶けてしまった「脱灰」となり、そのまましておくと、やがて歯に穴が開いてしまいます。これではせっかく矯正治療を行っても、虫歯ができてしまうと虫歯治療などが必要になり、矯正治療が一時中断してしまいます。

食後は必ず歯磨きか、水でうがいをしておきましょう

マウスピース矯正は歯をマウスピースですっぽりと覆ってしまうため、唾液循環による細菌の洗い流しが行いにくく、虫歯リスクが高まってしまいます。ご家庭では当たり前のように行う歯磨きも、出先でつい忘れてしまった、ということもあるかもしれません。

外出する際は、携帯用の歯磨きセットを持ち歩きましょう。また食後に水かお茶を口に含み、食べかすを洗い流しておきましょう。

 

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ホワイトニング、こんな症状が出た場合は?

薬剤を使って歯を真っ白に美しく仕上げるホワイトニングですが、トラブルが起こる場合もあります。これからお伝えするような症状が出てしまったら、ホワイトニングを中止しなければならないかもしれません。

ホワイトニング専用の薬剤を用いて歯を白くする

通常のクリーニングは、薬剤というよりは、研磨成分のあるペーストを使って歯の表面の汚れを落とし、滑らかに磨き上げてツヤを出します。

いっぽうホワイトニングは、医療機関でしか扱うことのできない薬剤を使って、歯の内部の色素を分解して歯を真っ白に仕上げます。ここで使用されるホワイトニングジェルは濃度が異なり、ホワイトニングを導入しているクリニックによっては、低い濃度のものから徐々に高濃度に上げていくことがあります。

特にホームホワイトニングは、始めたばかりのころは比較的低い濃度のものから徐々に高い濃度に上げていくプロセスのところもあります。

 

ホワイトニングを中断したほうがよいケースとは?

ではホワイトニングを中断したほうがよいケースとは、どのようなことでしょうか。ペーストを使ったクリーニングで歯にトラブルが起こることはめったにありません。というのも、クリーニングは歯の表面、つまりエナメル質に付着した汚れだけを取り除くため、内部の神経に刺激が伝わることはほとんどないと言えるでしょう。

しかしホワイトニングは薬剤が歯の内側の象牙質まで浸透するため、しみる、痛むといった症状が出てしまうことがあります。ホワイトニング後の痛みは多少なりとも感じるものの通常、一両日中には治まります。

ところが痛みがいつまでも続く、痛みがだんだん増してくるといった症状の場合、ホワイトニングの薬剤の刺激が強いことが考えられます。

特にホームホワイトニングの場合、早く白くしたいからと言ってジェルを流し込んだマウスピースを長時間装着していると、非常に強い痛みを伴うことがあります。このような場合、一旦使用を中止し、クリニックに相談しましょう。歯にヒビが入っていた、或いは虫歯があったというような問題がない限り、再開できる可能性もあるかもしれません。なおホームホワイトニングをする場合、必ず指示された装着時間を守るようにして下さい。

中にはホワイトニングの薬剤が合わないこともあります。ホワイトニングを始めてからお口の中の粘膜に異常が出た、体調が優れないなどといった場合、ホワイトニングを中止して早めにクリニックへ相談して下さい。場合によってはホワイトニングを断念しなければならないこともあります。歯のクリーニングでもケア次第で十分きれいな歯を保つことができます。

ご自身に最も合った方法で、きれいな歯そして口元で毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

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噛み合わせのズレで顔が歪む?

口元は目元と同じくらい、いやそれ以上にその人の印象を決定付けます。歯並びの乱れはそんな第一印象に大きく影響しますが、噛み合わせがズレていることで、顔が歪んでしまうなど、顔つきまで変わることがあると言われています。

不正咬合は横顔にも現れます

口元のコンプレックスは、乱れた歯並びだけではありません。出っ歯や受け口、突出した口元などは、前から見ただけでなく、横顔にも現れます。横顔の美しさは「Eライン」と呼ばれる線がひとつの基準となります。Eラインとは、あご先から鼻先まで直線で結んだ線の事で、この線が真っすぐなほど、美しい横顔というひとつの判断基準となります。

例えば出っ歯の方の横顔は、口元が前方へ突出しており、Eラインから外れてしまいます。反対に受け口の方は、前から見るとあまりわからないかもしれませんが、下顎が突き出ており奥歯の噛み合わせもズレてしまっているため、Eラインが大きく崩れてしまいます。上下ともに前方へ出て顎がないように見える、もっさりとした口元も同じことが言えます。

このように、歯並びの乱れだけでなく、噛み合わせの異常である不正咬合は、正面からの見た目だけでなく、横顔にも現れます。

 

噛み合わせのズレが、顔の歪みや顎の病気の原因になることも

歯並びの乱れだけでなく、噛み合わせのズレも見た目に響いてしまうことがあります。正しく噛むことができないと、顎の発達に影響が出てしまいます。そのため歪みが生じ、顔の形が悪くなることがあります。

また噛み合わせに偏りが出てしまうため、筋肉のバランスが崩れて片側の筋肉が硬直して口元が歪んでしまったり、フェイスラインが崩れたりする原因にもなりりかねません。

そして噛み合わせの異常はストレスを招き、就寝中に食いしばりや歯ぎしりといった異常行動が行われ、顎の関節に過度な負担がかかり、最悪の場合、顎関節症を引き起こしてしまう恐れがあります。

 

歯列矯正を行うことで、歯並びだけでなく噛み合わせのズレも改善が可能です

噛み合わせのズレは、歯並びの悪さよりも深刻な症状を引き起こすことがあります。見た目的には歯並びの悪さのほうが気になるかもしれませんが、不正咬合をそのままにしておくと、将来的に歯にダメージが加わる可能性も否定できません。

不正咬合を改善するためには、歯列矯正が治療の選択肢となります。歯並びの乱れだけでなく噛み合わせのズレも改善し、お口の健康を維持してみてはいかがでしょうか。

 

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