お子さんの仕上げ磨き、いつまで必要?|【豊中市(緑地公園駅前)の歯医者・歯科|はぴねす歯科】

電話番号:0661514618

カテゴリー: コラム 小児歯科・矯正歯科

お子さんの仕上げ磨き、いつまで必要?

お子さんの歯の健康を守るのは、保護者の方の仕上げ磨きです。自分でしっかりと汚れを落としきるのが難しい年齢において、保護者の仕上げ磨きは欠かすことができません。では仕上げ磨きは何歳くらいまで必要なのでしょうか。

酸に弱い、乳歯と生えたばかりの永久歯

お子さんの歯はまだ未熟で、虫歯菌が出す酸によってすぐに溶けてしまいます。お子さんのお口の中に虫歯菌の存在が認められると、食べたものやその内容によってはあっという間に虫歯になってしまいかねません。エナメル質が大人の歯の半分くらいという薄さは、虫歯菌が作り出す酸によってとても溶けやすい状態なのです。乳歯はどうせ抜けるからといって虫歯だらけになると、後から生えてくる永久歯にも悪影響が出てしまいます。まだまだ弱いお子さんの歯を虫歯から守るための基本は、やはり歯磨きなのです。

自分で磨くのはとても大切

3歳くらいになるとだんだん自立心が芽生え、お子さんご自身で歯磨きを行うようになります。もちろん歯磨きが大嫌いで、歯ブラシを見ただけでも大泣きするお子さんもこの時期にはたくさんいますが、自分で「歯磨きする!」と頑張って歯ブラシをお口に入れて一生懸命磨くお子さんも多く、とても微笑ましく成長を感じる一面を目にすることで、保護者の方も嬉しく感じられることと思います。このように、お子さんご自身が歯磨きを行うのはとても大切で、磨けていなくてもいっぱい褒めてあげましょう。

そして寝る前には必ず保護者の方が仕上げ磨きを行ってあげましょう。一般的にお子さんは唾液分泌が多いですが、寝ている間は唾液分泌の量が減少します。特に口を開けて寝てしまうお子さんはお口の中が乾いてしまうため、むし歯菌が増殖する傾向にあります。寝る前に一日の汚れをきちんと落とし、虫歯菌の活動を抑制してあげましょう。

仕上げ磨きは何歳まで?

では仕上げ磨きは何歳くらいまで必要なのでしょうか。仕上げ磨きは何歳まで、という明確な定義はありませんが、永久歯へ生え変わる8~10歳ころまでは仕上げ磨きが必要と考えられます。小学生になると、さすがに自分で歯磨きを行わなければいけませんが、ささっと早く済ますお子さんや、歯磨きをサボってしまうお子さんもちらほらと見受けられます。そして生え変わったばかりの永久歯はまだまだ未熟で酸に弱く、脱灰が起こるとそのまま虫歯へと進行する恐れがあります。少なくとも乳歯から永久歯に生え変わる8~10歳くらいまでは引き続き、保護者の方の仕上げ磨きが必要です。

お子さんの将来の歯の健康維持のためにも、仕上げ磨きが必要な時期までは保護者の方も一緒に頑張って下さい。

 

当院の小児歯科についてはこちら

 

可愛い赤ちゃんの歯を虫歯から守るために

産まれたばかりの可愛い赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌は存在しません。しかし小さな乳歯が生え始め、離乳食が始まると虫歯リスクが生じます。では可愛い赤ちゃんを虫歯から守るためには、どのようにすればよいのでしょうか。

虫歯菌の代表格「ミュータンス菌」は大人から感染する

虫歯菌は歯の表面に付着し、酸を出して歯を溶かして虫歯にします。もし生まれたばかりの赤ちゃんに虫歯菌が入り込んでしまったとしても、歯が生えていないため棲みつくことができず、唾液で洗い流されるため影響はないと言われています。

しかし乳歯が生えて離乳食が始まると、虫歯リスクとの戦いが始まります。乳歯が生え始めた時期に虫歯菌が入り込んでしまうことで、虫歯になる可能性が出てくるのです。虫歯菌にはいくつかの種類がありますが、その代表格が「ミュータンス菌」です。ミュータンス菌がお口の中に存在すると、食べかすを栄養素としてプラークを作り出し、そこへ棲みついて酸を放出します。

では生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にいなかったミュータンス菌は、どのようにして赤ちゃんに感染するのでしょうか。それは、大人により媒介されるのです。何らか何らかの場面で大人のお口の中に棲んでいる虫歯菌が、赤ちゃんのお口の中に入ることで虫歯菌が棲みついてしまいます。

特に離乳食が始まると、大人が使っているお箸やスプーンを使って食べ物をつぶしたり小さくすることがあります。この「食器の共用」が、赤ちゃんのお口の中に虫歯菌を棲みつかせる原因になるのです。中には大人のお口の中で食べ物をすりつぶして柔らかく細かくしてから赤ちゃんにあげるご家庭もあるかもしれませんが、この方法は絶対に避けるようにしましょう。

まずは大人が口腔ケアをきちんと行いましょう

赤ちゃんとのスキンシップは、より良い親子関係を築くうえで欠かすことができません。しかし大人の持っているミュータンス菌が赤ちゃんに移ってしまう事を考慮すると、まずは大人が口腔ケアをきちんと行う必要があります。虫歯がないかどうかをチェックし、虫歯や歯周病の原因となるプラークを取り除き、清潔な口腔内環境に整えておきましょう。また妊娠中のお母さんは体調の良いときに妊婦検診を受けておくことをお勧めします。

赤ちゃんの歯磨きは、乳歯が生え始めたころから少しずつ始めます。いずれ仕上げ磨きをイヤがる時期がやってくるかもしれません。しかし、お父さんお母さんをはじめとしたご家族の方がきちんと口腔ケアを行っていることで、お子さんも自然と歯の健康に対する意識が身に付くことでしょう。

可愛い赤ちゃんを虫歯から守るためにも、虫歯に対する正しい知識を身に着け、口腔内の健康を維持しておきましょう。

 

当院の小児歯科についてはこちら

 

イヤイヤ期の歯磨き・・・どうすればいいの?

毎日のお子さんの成長に嬉しさを感じる反面、自分の意思表示ができるようになるにつれて訪れる「イヤイヤ期」。特に仕上げ磨きの時間は、保護者の方にとって戦争であり、憂鬱な時間であることと察します。このイヤイヤ期の歯磨き、どうすればよいのでしょうか。

なんでもかんでも「イヤ」!

「ごはん食べよう」「イヤ」「着替えよう」「イヤ」「お風呂入ろう」「イヤ」・・・。2~3歳くらいの。いわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれる時期のお子さんは、何かしようと言われると必ず「イヤ」と返します。この時期は最も手がかかるため、保護者の方はイライラしたり、疲れがどっと溜まることでしょう。仕上げ磨きも同じで、歯磨きの時間が最も憂鬱、という声が大多数を占めています。保護者の方の膝の上にあおむけにさせて必死で歯ブラシを口に入れると、イヤ~~!!!と大泣きするお子さん・・・。これではきちんと磨けないので、毎日このような状態が続くと、虫歯が心配になると思います。

乳歯は脆く、虫歯になりやすい

乳歯は永久歯と比べるとエナメル質が薄いため、酸に非常に弱く、虫歯になるとあっという間に進行しています。子どもが虫歯なので診て下さい、と受診するお子さんのお口の中は、虫歯は一本で済まないことが多く、あちこち虫歯になっているケースが多いのが特徴です。治療をしようとしても、まずチェアに横になれずに大泣きし、暴れるため歯を削ることも難しくなります。このように、乳歯は弱いためあっというまに虫歯になり、低年齢の場合は治療が難しいのです。

仕上げ磨きが重要なのはわかっているけど・・・

保護者の方も、虫歯からお子さんの歯を守るのは仕上げ磨きであるということは重々ご承知でしょう。歯磨きが好きで、素直に磨かせてくれるお子さんが羨ましく思え、ますます仕上げ磨きが憂鬱になってしまうことも考えられます。

しかし、どんなに泣いてもイヤがっても、お子さんの歯を虫歯から守るのは歯磨きなのです。歯医者での治療ではありません。イヤがっても、他の人の手を借りて動かないようにし、歯磨きを担当する方は歯磨きだけに集中しましょう。長時間する必要はありません。手早くさっと磨いてあげて下さい。

なお上の前歯の場合、上唇の裏側にあるスジを強く磨くと痛みで泣いてしまうことがあります。上唇をめくり、歯ブラシを持っている反対の手の指でスジを軽く押さえながら前歯を磨いてあげて下さい。

虫歯になりにくい食生活も大切

仕上げ磨きが虫歯予防に最も重要ではありますが、それだけではありません。お子さんが喜ぶからと、たくさん甘いものをあげていませんか?この時期はいろいろな食べ物を食べるようになっており、甘い美味しさも知る時期でもあります。しかし喜ぶからといって、時間や回数を決めずに甘いものを与えていると、確実に虫歯になってしまいます。甘いものは時間と回数を決めてあげることも、虫歯になりにくい生活に繋がります。これは成長しても同じで、このころの生活習慣が、のちの永久歯の虫歯にも影響するため、仕上げ磨きとともに、食生活にも弧を付けてあげて下さい。

 

当院の小児歯科についてはこちら

もうすぐ卒業式そして入学式、キレイな歯で春を迎えましょう

2月も中旬になり、もう春は間近ですね。学生の皆さんは、卒業式や入学式を控え、慌ただしい毎日をお過ごしのことと思います。制服や教科書などを準備しながら、ふと気が付いていただきたいのは、お口の健康です。プラークがついたままの歯ではなく、キレイにクリーニングをして春を迎えてみませんか?

笑顔の決め手は自然で美しい口元

学生の皆さんは、笑顔に自信がありますか?鏡の前でにっこりと笑ってみてください。歯と歯茎の境目にプラークが付いていたり、ステインが付いてくすんだ歯では、写真に写る笑顔も少し残念になってしまいます。新生活に向けて門出と出発に際し、ヘアスタイルを整えるのと同様、歯もキレイにすることがお勧めです。

未成年の学生には歯のクリーニングを

歯を白くきれいにするのは、ホワイトニングとクリーニングです。この二つは似て異なるもので、その効果も若干異なります。最近では歯を真っ白にするホワイトニングが人気を集めていますが、未成年の方はまだ永久歯が未熟なため、ホワイトニングはおすすめできません。この年代に適しているのは、歯のクリーニングです。歯のクリーニングは、歯の表面に付着した汚れやステインを取り除くことでくすみが取れ、自然な白さを取り戻すことができます。生えたばかりの永久歯はやや黄みがかっているので効果を感じにくいかもしれませんが、歯の表面をつるつるに磨き上げることでツヤのある歯に仕上げることができます。

また10代によく見られる歯肉炎も、歯石除去やクリーニングによって歯ぐきの健康を回復させることが可能です。赤く腫れた歯ぐきは清潔感に欠けてしまうため、毎日の丁寧なブラッシングに加え、歯科医院で歯のクリーニングを受けていただくことで改善できます。

歯のすき間が気になる場合はダイレクトボンディングなどが有効

歯の色よりも、歯列が気になるお子さんも多いと思います。特に歯のすき間は見た目にも影響が出てしまいます。いちばんお勧めなのは、歯のすき間に直接レジンを充填する「ダイレクトボンディング」です。歯の色に合わせた自然な色で仕上げることができるため、違和感がほとんどありません。

気になる前歯だけを部分矯正で改善することができますが、奥歯の噛み合わせに問題が生じる可能性も否定できないため、治療は慎重に行う必要があります。

このように、未成年の方でも歯の汚れをそのままにしておくと、歯ぐきが腫れて不潔感を感じてしまいます。この時期の歯肉炎は改善しやすいため、適切なブラッシングでほぼ解消されることでしょう。

春は色々忙しいシーズンです。しかし時々鏡を見て下さい。歯の汚れが蓄積されていると、くすんで見えて清潔感が失われています。せっかくの門出です。歯の汚れを一掃し、新生活に向けて笑顔に自信が持てるようにしておきましょう。

 

当院のホワイトニングはこちら

歯並びと口呼吸は関係がある?

歯並びが悪くなる原因は様々です。遺伝など骨格による先天性のものと、日常的な習慣による後天性のものに分けられますが、後天性のものによる原因のひとつに、「口呼吸」があります。では口呼吸をすることで、歯並びにどんな影響が出るのでしょうか。

「口呼吸」によるリスクとは

呼吸は本来、鼻で行います。鼻の中には粘膜と毛があり、鼻からから入った空気の中に含まれるほこりや細菌などを食い止める役割を持っています。ところが口で行う口呼吸(こうこきゅう)は、細菌やウイルスなどを含んだ空気がダイレクトに体内に入り込んでしまいます。その結果風邪やインフルエンザになりやすいなど、全身の健康への影響が心配されます。

また口が開いているとお口の中が乾燥する原因にもなってしまいます。お口の中は常に唾液で湿った状態で、細菌を洗い流す効果も持っています。しかし口呼吸によってお口の中が乾いてしまうと細菌が増殖し、虫歯や歯周病のリスクが高まるとも言われています。また細菌の繁殖により、口臭の原因となり、エチケット面でも良いことはありません。

歯並びと口呼吸の関係とは?

体とお口にとって良いことはひとつもない口呼吸ですが、歯並びとの関係はどうでしょうか。小さいお子さんでよくお口がポカンと開いているのを目にしますが、小さい頃はまだ口を閉じる筋肉が発達していないことが一因として考えられます。早い段階で噛み応えのあるものをしっかり噛むことでお口周りの筋肉が発達していきますが、最近は柔らかいものが主流となり、固いものをしっかりと噛むということが少なくなってきているように思えます。またアレルギー性鼻炎をはじめとした、鼻に原因がある場合も鼻で呼吸しづらく、口で呼吸してしまうことが多いようです。

口が開いていると、下顎が下方に下がり、それに伴って舌の位置も下がります。舌は本来、上顎に触れた位置に収まっていますが、口が開いていると必ず舌は下方へ下がってしまうのです。

また口呼吸は上顎の成長を妨げるため、上の歯の歯列が狭くなってしまいます。その結果ガタガタの歯並びや出っ歯を引き起こしやすくなります。

このように、口呼吸になると間違った舌の位置や顎の成長を妨げる原因となり、口周りの筋肉の発達に影響を及ぼし、歯並びが乱れるのです。

歯列矯正の前に、呼吸の仕方を見直してみましょう

歯並びが悪いなら、歯列矯正を行えばいいと思うかもしれません。成人の場合は歯列矯正を行うことで口呼吸も改善されることもあります。

しかし小さいお子さんの場合、歯列矯正よりもまず口呼吸を気にかけてあげることから始めるべきでしょう。成長期の段階で口呼吸を改善することは、矯正治療にも少なからず影響が出てきます。

お子さんの口呼吸が気になる方は、日常生活を気にしてあげること、そして早めに専門医に相談してみて下さい。

 

当院の小児矯正についてはこちら

乳歯はどんな状態だと抜歯になる?

可愛らしい乳歯も、成長とともに役目を終える時期がやってきます。永久歯が押し上げることで、根の短い乳歯がグラグラになり、自然に抜け落ちることがほとんどです。しかし中には揺れ動いているのに噛むと痛いケースや、抜けそうで抜けず、長い間そのままのケースなど様々です。では乳歯はどのような状態になったら抜いたほうがいのでしょうか。

抜いたほうがよいケース

まず抜いたほうが良いケースとして、乳歯がグラグラで今にも抜けそうなのに、歯肉の薄い膜のようなもので繋がっていることが挙げられます。引っ張ったら抜けそうですが、子どもにとっては痛みしか感じず、イヤな思いだけが残るかもしれません。このようなケースでは抜いたほうがいいでしょう。

また歯並びに影響しそうな場合も抜くことがほとんどです。乳歯がなかなか抜けずにいると、顔を出している永久歯の並ぶ場所がありません。そのままにしておくと、永久歯が変な位置に並び、ガタガタの歯並びになってしまう可能性が高くなります。このように、永久歯が顔を出しているケースで歯並びに影響しそうなケースでも、抜歯となるでしょう。

ひどい虫歯で乳歯がボロボロになった場合も、生え変わりの時期が近くなったら抜歯することがあります。

乳歯を抜かずに様子を見るケース

乳歯は基本的に抜かずに治療をして生え変わりの時期を待ちます。しかしひどい虫歯などでやむを得ず乳歯を抜歯しなければいけないケースがあります。虫歯がひどいからといって、すぐに抜くわけではありません。虫歯治療や根の治療などを行い、できるだけ乳歯を温存させておきます。というのも、早くに乳歯を失ってしまうと、抜けた両隣の歯がスペースを埋めようと傾き、その結果生えてきた永久歯が歯列に収まらなくなることがあるからです。永久歯がまだまだ生えてくる気配がなく、乳歯に問題がある場合、できる限り乳歯を長持ちさせておくことになるでしょう。

乳歯も定期検診でしっかりとケアしましょう

乳歯は永久歯が生えることで自然と抜け落ちます。乳歯の役目は短く、虫歯になっても生え変わるから大丈夫なのでは?と思われるかもしれませんが、乳歯を虫歯で失ってしまうと、永久歯に生え変わったときの虫歯リスクが高くなってしまいます。乳歯を健全な状態でキープしておくには、大人と同じように定期検診が効果的です。定期検診では虫歯の有無や生え変わりの歯がないか、噛み合わせは正常かなどをチェックし、歯質強化のためにフッ素塗布を行います。乳歯は虫歯の進行が速いこと、そして大人になってからも定期的に検診を受ける習慣をつけるためにも、是非お子さんの定期検診を受診されることをお勧めします。

 

当院の小児歯科にちてはこちら

お子さんの歯列矯正の必要性について

可愛いお子さんの成長は、親御さんにとっての楽しみでもあります。しかし、もし歯並びが悪かったら将来がかわいそう・・・そう思われる親御さんも多いと思います。お子さんの歯並びの悪さは見た目だけでなく、将来の歯の健康維持にも大きく影響してしまいます。今回は、お子さんの歯列矯正の必要性について考えてみたいと思います。

もしお子さんの歯並びが悪かったり不正咬合だったりすると・・・?

ガタガタの歯並びや出っ歯、受け口は見た目に問題が生じ、親御さんはさぞご心配なことと思います。またお子さんご自身も成長するにつれ、自分の口元にコンプレックスを抱くようになってしまうでしょう。特に思春期を迎える頃となると、お洒落をしたり、かっこいい髪形にしてみたりと周りを気にするようになるものです。そこで口元に問題があると、どうしても笑顔に自信がなくなり、お友達同士で活発に交流ができなくなることも考えられます。

このように歯並びの悪さや不正咬合になると、まずメンタル面が心配になります。そしてこの問題は、お口の中の健康にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

ガタガタの歯並びは歯と歯が重なっている部分などの歯磨きが非常にし辛く、汚れが残ったままになってしまいがちです。そこに細菌が寄り付いてプラークが作られてしまうため、虫歯や歯肉炎を引き起こしてしまいます。特に歯肉炎になると歯ぐきが赤く腫れ、歯磨きだけでも出血してしまいます。また口臭の原因にもなるため、周りのお友達から「口が臭い」と思われてしまうことになりかねません。このように、歯並びの悪さは歯やお口の健康にも影響してしまうのです。

歯列矯正によって、見た目の改善と歯の健康を維持しやすくなる

歯並びの悪さは歯列矯正を行うことによって改善することができます。全て永久歯に生え変わってからも矯正はできますが、できるだけ早い時期から矯正治療を始めることで、早い時期にある程度の歯並びを改善することが可能となります。乳歯と永久歯が混在する時期では、顎の骨の成長を促して永久歯がきちんと並ぶスペースを作るための「床矯正」を行うことで次の治療へスムーズに進めることができます。床矯正は「第一期治療」とも言われていますが、床矯正である程度歯並びがきちんと整ったら、次はよりきれいに歯を並べ、噛み合わせを整えるための「第二期治療」を行います。第二期治療ではワイヤー矯正やマウスピース矯正で行われます。ワイヤー矯正の金属が目立つからイヤ、とおっしゃる場合、目立たないホワイトワイヤーやセラミックブラケットを使うことで、目立たずに治療を進めることができるので、特に見た目が気になる思春期のお子さんに適しているでしょう。

歯列矯正を行うことは、見た目の改善ととともに将来の歯の健康維持にも大きな役割を持つことになります。お子さんの歯並びが気になったら、早めに歯科医院へ相談してみて下さい。

 

当院の小児矯正についてはこちら

お子さんの歯の白濁、放っておいても大丈夫?

一般的にお子さんの歯は歯質が弱く、酸に溶けやすい、つまり虫歯になりやすいという特徴があります。その前段階として、歯の表面が溶けて白く濁りますが、この状態を放っておいても大丈夫なのでしょうか。

歯質が薄い時期は酸に溶けやすい

乳歯や生えたばかりの永久歯はエナメル質が薄く、酸にとても溶けやすくなっています。そのため虫歯になりやすい食生活を送っていると、あっという間に虫歯に進行してしまいます。成長するにつれエナメル質はしっかりしてきますが、乳歯や生え変わったばかりの永久歯が虫歯にならないよう、注意して過ごす必要があります。

虫歯の前段階「脱灰」についえ

虫歯は、歯の表面のエナメル質が酸によって溶けてしまう病気を言います。虫歯と聞くと、歯が真っ黒になったり溶けて穴が開いている状態が思い浮かぶかもしれませんが、虫歯になったからといって、すぐにこのような状態になるわけではありません。虫歯になる前に、歯の表面が酸によって溶ける「脱灰(だっかい)」という状態になります。歯の表面のミネラル質が溶けてしまうことで、他の歯に比べて白く濁ることが特徴です。

脱灰は穴が開いておらず、虫歯のごく初期段階のため痛みやしにるといった症状はありません。検診などで初めて発見され、要観察歯として指導されます。

脱灰と言われたらどうする?

歯の表面のエナメル質が溶けて白く濁る脱灰は、前歯ならまだ気づきやすいですが、奥歯になるとご自身や保護者の方が見つけるのは非常に困難です。特に奥歯の咬合面などは溝があるため見にくく、歯科検診や他の歯の治療の際に見つかる子tがほとんどです。

では脱灰状態になっていると言われたら、削って治療をするのでしょうか。脱灰の状態の場合、削って治療をすることはありません。脱灰が進んで虫歯に進行しないよう、フッ素塗布を行って様子を見ることがほとんどです。またご家庭での丁寧なブラッシングが欠かせません。フッ素入りの歯磨き剤を使い、定期的に検診を受けることで虫歯に進行しないよう様子を見ます。

虫歯は、毎日の食生活によって作られてしまいます。歯磨きとフッ素をすれば絶対に防げるというものではありません。砂糖をたっぷり含んだ飲食物の多量摂取や、回数、時間を決めずにだらだらと食べ続けることが、虫歯に進行する原因です。また歯質が弱いため、虫歯になるとあっという間に進行し、大きな穴が開いてしまってお子さんは痛がります。いちど虫歯になると治療も大変になります。脱灰は様子見とはいえ、虫歯に進行しないよう、気を付けて過ごすことが大切です。

 

当院の小児歯科についてはこちら

小児矯正、第一期とはどんな治療をするの?

お子さんの歯並びを整える矯正治療には、第一期と第二期があります。「歯列矯正はあのギラギラ光る矯正装置では?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。では小児矯正における「第一期治療」とは、どのような治療のことでしょうか。

第一期治療とは、正しい歯列へ導くための「骨格を整える」治療

歯並びが悪くなる原因のほとんどは、永久歯が正しい位置に並ばないことにあります。永久歯が正しい位置に並ばないと、デコボコした歯並びになってしまいます。この原因の多くは、後から生えてくる永久歯の大きさに対して、顎の骨が狭いということが挙げられます。

第一期治療では、いきなりブラケットとワイヤーによる治療は行われません。取り外し式の装置を使って顎の骨を広げ、永久歯が正しい位置に並ぶための土台作りを行う治療です。

第一期治療(床矯正)の特徴

第一期治療は、一般的に床矯正(しょうきょうせい)と呼ばれており、取り外し式の装置を使って顎の骨を少しずつ拡大していきます。

床矯正を始める時期は、永久歯と乳歯が混在する頃です。乳歯が全て抜けきった後でも床矯正は可能ですが、将来的な歯並びに問題が出るかも、と言われるのは、だいたい乳歯が抜け始めるころです。また全て乳歯の場合でも、乳歯の間に隙間がまったくなく、きっちりと生え揃っている場合にも床矯正を勧められることもしばしばあります。床矯正の装置の真ん中に小さなネジがついており、毎週決まった角度でネジを回して装置を広げていきます。装置を広げるごとに顎の骨も少しずつ広がり、永久歯列が正しい位置に並ぶことが期待できます。

床矯正による矯正の特徴として、まず抜歯をすることはないことです。抜歯は、小さなお子さんにとってストレスになる場合があります。また歯が生え揃ったあとに歯列矯正を行う場合、健康な小臼歯を抜く場合があります。せっかく生えてきた永久歯を抜くのはためらいがあることでしょう。これに対し床矯正は、歯を抜くことなく顎の骨を広げていくため、ある程度きれいな歯並びに整えることが可能なのです。

デメリットとしては、ネジを回すのを忘れてしまうこと、学校などで友達とぶつかったりすることで装置が壊れてしまう可能性があることです。

ネジの巻き忘れはご家庭で工夫し、学校などで起こるアクシデントによる破損の場合、装置の修理が可能です。ただし口をぶつけてしまったら、装置で怪我をする可能性もあるため、くれぐれも注意して過ごしてもらって下さい。

第一期で歯並びを整えた後に第二期できれいに揃えます

第一期、つまり床矯正である程度きれいに整えた後、もう少し調整が必要な場合は第二期治療に移ります。第二期治療では歯の表面にブラケットをつけたワイヤー矯正や、マウスピース矯正によって、よりきれいに歯並びを整えていきますが、中には第一期治療で非常に良い結果を得る場合もあります。この場合、第二期治療に進まず、リテーナーをつけて後戻りを防ぐことになるでしょう。

お子様の歯並びについて心配事がある場合は、できるだけ早めに歯科医院へ相談されることをお勧めします。

 

当院の小児矯正についてはこちら

乳歯もしっかりプラークコントロールを!

乳歯は噛むという、非常に大切な役割を果たすための感覚を身に付けるとても重要な時期です。また歯並びにとっても、乳歯は永久歯が生えるためのスペースを確保する役目を持っているため、乳歯は大切にしなければいけません。

乳歯の時期に最も気を付けなければいけないのは虫歯

お口の中の代表的なトラブルといえば、虫歯です。虫歯は歯が生え始めた頃から永久歯に至るまで、幅広い年代で起こります。

特に乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く脆いため、虫歯になるとあっという間に症状が進行してしまいます。「どうせ抜けるから」と軽く考えていると、のちに生えてくる永久歯にも悪影響が及び、お子さんが辛い思いをするかもしれません。というのも、乳歯が虫歯だらけの場合、お口の中に虫歯菌が多く存在していることが考えられるためです。乳歯の時期に虫歯がたくさなると、生え変わった永久歯も虫歯リスクが高くなってしまいます。

また早期に乳歯が抜歯となった場合、永久歯の歯並びががたがたになってしまうことも考えられます。と言うのも、支えを失った両隣の乳歯は、隙間を埋めようとしてだんだん傾いてしまうため、永久歯のスペースがなくなってしまいます。その結果、永久歯が正しい位置に並ばずにガタガタになってしまうのです。

虫歯になりやすい部位について

1歳から3歳くらいまでは、上の前歯や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目に汚れが残りやすくなります。

2歳から5歳以降は、奥歯の噛み合わせの溝に汚れが溜まりやすく、そこから虫歯になってしまう可能性が高くなります。

お子さんの虫歯予防のポイントは、仕上げ磨きと定期健診

色々な食べ物を食べるようになると、甘いお菓子やジュースなども口にするようになるものです。虫歯の原因のひとつに、砂糖の過剰摂取が挙げられます。お子さんが自分でお菓子やジュースのコントロールを行うことは、なかなか難しいものです。まずはお菓子やジュースの与え過ぎにに注意し、いつまでもだらだらと長時間甘いものを口にしないように与えてください。

また保護者の仕上げ磨きがプラークコントロールになります。お子さんが自分でしっかりと磨けるようになるまでは、保護者の方の仕上げ磨きが欠かせません。できれば小学校の間は仕上げ磨きをしっかりと行ってあげることが、家庭でのプラークコントロールの基本となります。

またお子さんの定期健診も大切です。定期健診を受診することで、フッ素塗布を行い、虫歯を予防することができます。また定期健診を受けていると、もし虫歯になっていても、早く治療をすることでお子さんの負担も軽くなります。

たかが乳歯と思わず、保護者の方がしっかりとプラークコントロールを行ってあげましょう。

 

当院の小児歯科についてはこちら